スポンサーリンク

平野投手、Dバックスを救う価値あるメジャー初セーブ!大ピンチを三者凡退!

ロッキーズ、ドジャース、Dバックスの3チームが熾烈なペナント争いを繰り広げているナ・リーグ西地区。

ここに来て、Dバックスの勢いが落ちておりました。8月31日からは10戦して2勝8敗と大きく負け越し、首位から3位に後退という状況。

現地2018年9月10日からは首位ロッキーズとの直接対決が始まり、Game1は2-13で大差で落とし、首位と3.5ゲーム差まで広がり、このまま現地2018年9月11日のGame2を落とすようなことがあればペナント争いの脱落の危機が見えておりました。

しかし、そこに踏みとどまったのはエースの踏ん張りと、新戦力の安定感。ザックと平野投手がチームの危機を救いました!!

ザック、失点後の投球にエースの貫禄

メジャー15年め、34才のシーズンを迎えているザック・グレインキがこの日の先発。立ち上がりにチャーリー・ブロックモン、ノーラン・アレナド、トレバー・ストーリーに3本の2塁打を打たれて2失点し、味方の先制をフイにしてしまったのですが、その後のピッチングはさすがでした。

あの強力打線のロッキーズを2回から5回まで三者凡退に!攻撃への流れをつくります。その甲斐あって、6回表に味方打線が2点を勝ち越し。

ロッキーズも死ぬ気で反撃してくる6回裏のマウンドで、ザックは2アウトから2塁打を2本浴びて1点を失ったものの、ロッキーズの流れの中で最少失点で切り抜けました。この辺は本当にすごいマウンド度胸だと思います。ザックは7回裏、2アウトからマット・ホリデーに2塁打を打たれたところで交代。6回2/3、93球の力投でよい流れをつくりました。

クローザーに平野投手!MLB初セーブ

9月10日に不調により、クローザーを務めていたブラッド・ボックスバーガーをクローザーから外すことを決断したトーリ・ロブロ監督。ちなみに、ロブロ監督は2000年にヤクルトでプレーしたことがあります。

Dバックスは8回表にも2点を追加し、6-3とリード。その決断以降初めて逃げ切る展開となったこのゲームでロブロ監督が最後の最後にマウンドに送ったのは平野投手でした。しかもその起用は、本物のクローザーとしての指名と言って差し支えないと思います。

なぜなら、同点あるいはサヨナラもあり得た厳しい状況でロブロ監督がすがるようにマウンドに送ったのが平野投手だったからです。

実は、当初9回裏のマウンドにいたのはジェイク・ディークマン。レンジャーズでもゲームを締めた経験のある投手です。

ところが、そのディークマンが最終回1点リードの状況で、先頭のカルロス・ゴンザレスに二塁打、次打者のライアン・マクマホンにシングルを打たれ、ノーアウト1、3塁の大ピンチを作っていたのです。本当によくシングルで同点にされなかったものです。

そのような状況で頼りにされた平野投手。これが圧巻でした!

まずイアン・デズモンドを4球で空振り三振で1アウト。つづくクリス・イアネッタには2-1のボール先行カウントになりながらも、最後は91.9mphの4シームで三振。これで2アウト。

次打者のチャーリー・ブロックモンの時に1塁ランナーが2塁へ進み、2アウト2,3塁の状況になりましたが、2球でブロックモンを追い込み、スプリットを見せて、最後は4シームでCFライナーに。

なんと大ピンチを強心臓で3人で抑える安定感。同点を覚悟していただろうロブロ監督に期待以上の結果を見せたのでした。平野投手は今季70試合目の登板でメジャー初セーブとなりました。おめでとうございます!

この日、ドジャースが敗れましたので、Dバックスは首位とのゲーム差を2.5に縮めました。

エンゼルス、ジム・ジョンソンが先発!

別カードの話題ですが、エンゼルスは先発がいなかったのか、なんとジム・ジョンソンが先発!ジム・ジョンソンはかつてはオリオールズのクローザーで、2012年に51SV、2013年に50SVを上げた投手です。先発はキャリア2度め。

そのジョンソンが1回1/3を投げ、無安打で交代!以降、オールスターのような一人1イニング担当で計8人でレンジャーズを完封しましたwww

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2024】レンジャーズ、ジャック・ライターがついにメジャー・デビュー!しかし、翌日にAAAへ
【MLB2024】タナー・ハウクがシャットアウト勝利!試合時間はたったの1時間49 分!
【MLB2024】ムーキー・ベッツが5-5! 過去のキャリアハイの打率.346、安打数 214を超えるシーズンになるか!
【MLB2024】マイケル・ローレンツェンのレンジャーズ・デビューはスコアレス投球!
【MLB2024】カブスの鈴木誠也選手が10 Day ILへ(右腹斜筋)
【MLB2024】カブス・今永投手が2勝目!ERA は未だ0.00 !鈴木誠也選手が勝ち越し援護弾!
【MLB2024】アスレチックス、投手陣が改善!P・ブラックバーンは19.1 IPスコアレス、メイソン・ミラーは104mphを記録
【MLB2024】ホワイトソックスは試練が続く!3Bのヨアン・モンカダが少なくとも3ヶ月の離脱へ(右内転筋)
【MLB2024】レッドソックスのトレバー・ストーリーが左肩手術で今季終了!ニック・ピベッタも肘痛を発症
【MLB2024】レッドソックス、セダン・ラファエラと8年/50Mドルで延長契約
【MLB2024】日食(Solar eclipse)
【MLB2024】スティーブン・ストラスバーグの引退が正式に決まる!
【MLB2024】UCL損傷の投手が続出!シェーン・ビーバー、スペンサー・ストライダー、エウリー・ペレス、J・ロアイシガら(追記あり2)
【MLB2024】山本由伸投手、2度の満塁のピンチを乗り越え、メジャー初勝利!5.0 IP、8 K!
【MLB2024】カブス、ドジャースに打ち勝つ!鈴木選手は3 RBI、大谷選手は今季2号
【MLB2024】「出ました!」大谷選手、爆音とともに今季第1号HR!
【MLB2024】「お待たせ!」と言わんばかりにブライス・ハーパーがグランドスラムを含む3HR
【MLB2024】早くもノーヒット・ノーランが成立!アストロズのロネル・ブランコがキャリア8戦目の先発で偉業を達成
【MLB2024】パイレーツがルーキー・ジャレッド・ジョーンズの好投もあり開幕4連勝
【MLB2024】山本由伸投手がホーム・デビュー!途中からの降雨にもかかわらずスコアレス投球で好投
【MLB2024】ブレーブスが連勝スタート!フィリーズは先発のノラがラフ・スタートで大敗
【MLB開幕2024】”球際に強すぎ”!ブルワーズのジャクソン・チューリオがデビュー戦で輝く
【MLB2024開幕】レッドソックス、タイラー・オニールの5シーズン連続開幕HRなどで勝利
【MLB】2024シーズンが開幕!オープニング投手一覧!CWSはギャレット・クロシェを起用
【MLB2024FA】最後の有力FA、ジョーダン・モンゴメリーはDバックスに決定!1年/25Mドル保証+オプションで合意
【MLB2024】トラウトの400HR、翔平の200 HRなど、2024シーズンに到達しそうなマイルストーン一覧!
【MLB2024】ロッキーズが22才のSS、エジキエル・トーバーと7年の契約延長
【MLB】賭博などの不正行為を規定したMLBルール21とは?
【MLBプロスペクト2024】オリオールズがジャクソン・ホリデー、ヘストン・キャースタッドの開幕マイナーを決定
【MLB2024】壮絶な打撃戦となった海外開幕2戦目はパドレスが勝利!山本投手はデビュー戦で苦戦
タイトルとURLをコピーしました