ベテランOFは試練のシーズンに
現地2026年2月15日、サンディエゴ・パドレスはフィリーズからリリースされたベテランOFのニック・カステヤーノス(Nick Castellanos)と1年契約でサインしました。こちらはもうオフィシャルです。
フィリーズからリリース
ニック・カステヤーノスは現地2026年2月12日にフィリーズからリリース。今オフはフィリーズもトレードを試みたものの失敗に終わり、結果、リリースという形に。今回のディール決定はその3日後のスピード決着でした。
フィリーズは残債のほとんどを負担
パドレスがこのディールをすぐに決めたのは1つは金銭的メリット。
カステヤーノスは既にウェーバーをクリアしていたため(ウェーバーで手が挙がらなかった)、パドレスはカステヤーノスの2026シーズンのサラリーをメジャー最低年俸の$0.78Mのみの支払いで良いようになったからです。
カステヤーノスの契約
ニック・カステヤーノスの現契約は2022年3月にフィリーズとサインした5年/$100M (2022-26)。あと1年残っていて、2026年のサラリーは$20M。
この残債のほとんどをフィリーズが負担し、パドレスとのメジャー裁定年俸の$0.78Mを差し引いた額がそれになります。
打撃低迷のカステヤーノス
これまでRFあるいはDHで活躍してきたニック・カステヤーノスはここ2年あまり機能しておりませんでした。
2021年にレッズで164安打、HR 34、RBI 100をマークしたニック・カステヤーノスは上述の通り、2022年3月にフィリーズと5年/$100M (2022-26)でサイン。2023年にHR 29、RBI 106をマークし、チームに貢献。ここまでは良かったのです。
ところが、2024年はHR 23、RBI 86で、254/.311/.431とダウン。2025年はHR 17、RBI 72、.227/ .271/.394とさらにダウンし、2021年に.309をマークした打率は見る影もなくなっていました。
ロブ・トムソン監督と衝突することもあり、過去3シーズンのOPS+は、2023年の112から2024年は104、そして2025年は88まで低下。メジャーで通算13シーズンを過ごし、250HRを記録しているものの、フィリーズとしてはOFの代わりを探さざるを得ない状況でした。
それにフィリーズはブライス・ハーパー、カイル・シュワーバー、ブライソン・ストット、ブランドン・マーシュと左打者が多く、なおさら右打者が必要で、今オフはレンジャーズからノンテンダーFAとなったアドリス・ガルシアを獲得。
これでほとんどカステヤーノスの運命は決まったという状況でした。
パドレスではプラトゥーン起用
A.J.プレラー(パドレスPOBO)としてはカステヤーノスを格安で獲得出来たし、これで活躍してくれればなお良しと。
ただ、OFの出場機会は限られると予想され、DHも務めながら、1Bへの起用もあるかもしれません。そしておそらくは当初は右打者として、プラトゥーン起用となり、左投手の時に起用されると思われます。これで結果を出せば・・・というところですが、カステヤーノスもなかなか厳しい立ち場ではあります。
パドレスは2025年シーズンに90勝をマークし、2年連続でプレーオフに出場。カステヤーノスはパドレスの打撃陣にいい刺激を与えることが出来るでしょうか?
お読みいただき、ありがとうございました。


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