パレードが原動力!
現地2025年11月1日に行われたワールドシリーズ Gm7で延長11回の末、劇的な勝利を納めて連覇を達成したドジャース。激闘は日付も変わり、終わったのは2日の夜中。
その熱気も冷めやらぬ現地2025年11月3日、ドジャースは地元ロサンゼルスで盛大なセレブレーション・パレードを実施しました。
毎年思うのですが、日本だとパレードを実施するとなると手続きも含めた準備でかなり時間を擁しますが、アメリカのこの実施スピードと言ったら何なのでしょうね。しかもかなりの群衆が集まる中での実施。おそらくキャンセルも想定して事前に手続きしているのでしょうね。本当に感心します。
直近6年で3度のWSチャンプで2度のパレード
ドジャースは直近6年で3度のワールドシリーズ制覇。この3度のうち最初の優勝となった2020年はトミー・ラソーダ時代の1988年以来の久々のワールドシリーズ・チャンプでしたが、この時はコロナ・パンデミックによってシーズンも60試合と特殊で、しかもパレードは行われませんでした。
この2020年のパレード・キャンセルもあってか、2024年と2025年のパレードは非常に盛り上がったと言っていいでしょう。
増してや今季は苦戦に次ぐ苦戦で、辛うじて地区タイトルをものにしたものの(直近13年で12度の地区タイトルで、しかも4年連続)、勝率の関係でワイルドカードからの参戦。しかもワールドシリーズでは対戦相手となったブルージェイズに勝率で劣っていたため、相手にホームフィールド・アドバンテージを譲っての試合で、しかも7戦まで行きましたからトロントでの胴上げ。
アウェイでのチャンプということも2025年のパレードが盛り上がった要因かと思います。
ちなみに現地3日は地元では平日ですから、にもかかわらず沿道を埋め尽くすほどのファンがかけつけました。たぶん、これは数えられなかったでしょうね。しかもドジャー・スタジアムも満杯www。
編成トップの言葉
選手や関係者にとっては、ワールドシリーズの最終アウトから翌年のリング授与までは格別な期間となります。ドジャース編成トップのアンドリュー・フリードマンの言葉がそれを物語っております。
(アンドリュー・フリードマン)「最終アウトを取った時、どの試合で優勝を決めたとしても、その喜びは格別です。あの夜は特別な夜でしたでも、一息ついてからパレードを体験できること、それが常に私を勝利へと駆り立ててきた原動力なのです。」
3ピートも視野に
ゴールとなったドジャー・スタジアムのフィールドの真ん中に設けられたステージでそれぞれの選手がスピーチで語った内容に盛り込まれていた言葉は「3Peat(3連覇)」です。
直近のメジャー・リーグでは1998-2000年にかけてヤンキースが3連覇を達成したのが連覇としても最後であり、最長の連続チャンプ。選手はもはやそれもターゲットに入っています。
大谷、もう一つリングを
Shohei and Mamiko Ohtani in the confetti 🎉
— Baseball Quotes (@BaseballQuotes1) November 3, 2025
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大谷選手はご夫人も同伴。お二人はこれだけ顔も似るのか?というくらい仲睦まじい様子。そんな大谷選手が語ったのは、”I’m ready to get another ring”。
これは強い言葉ですね。もうパレード翌日からトレーニングしそうな勢いです。
M・ロハス、佐々木の誕生日を祝福
そしてGm7のヒーローとなったミゲル・ロハスは、この日が誕生日でもあった佐々木朗希投手を祝うよう観客に拍手を促すシーンも。さすがのロハスですね。
ヒーローの山本に大拍手
そしてMLBインダストリーを色々な点でざわつかせている山本由伸投手も紹介され、スピーチ。最初に何を言ったのかわからなかったのですが、”Buenas tardes,” と言った模様。ブエナス・タルデスはスペイン語で「こんにちは」と午後の挨拶だそうです。
“You know what? Losing isn’t an option.”
そして負けることは選択肢になかったというこの強い言葉。最後は”I love Los Angeles”で締めくくりました。
このように強いドジャースがもう2026年に焦点を当てています。 果たしてどこがこの強い牙城を崩すことが出来るのか??
2026年も楽しみですね。
お読みいただき、ありがとうございました。




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