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【WBC2023】V・ゲレロ・Jr.が右膝の故障でWBCを欠場。気になるドミニカ共和国のロスターも

WBCドミニカ共和国代表のメンバーだったゲレロ・Jr.

 現地2023年3月5日、トロント・ブルージェイズは主砲のヴラディーミル・ゲレロ・Jr.が右膝を傷めたため、来る現地2023年3月11日から開催されるWBCには出場しないことを発表しました。

 ゲレロ・Jr.はスーパー・スターが名を連ねるドミニカ共和国のロスターのメンバーの一人でした。

【YOUTUBE】Vladimir Guerrero Jr. to miss World Baseball Classic

ゲレロ・Jr.の右膝の故障はGrade 1

 ブラディミール・ゲレーロ・Jr.は現地2023年3月3日(金)に行われたグレープフルーツ・リーグのレイズ戦に3番1Bで出場。1回表の第1打席でレイズ先発のホセ・シリからCF前シングルを放ち、好調ぶりをキープ。

 しかし、3回表の守備からレイナー・ヌニエス(Rainer Nunez)に交代。この日は1打席のみ。このスプリング・トレーニングではここまで5試合に出場し、10打数3安打、2HRで打率.300、OBP .417、SLG .900、5 RBIをマークしていました。

 ゲーム翌日のMRIでは、右膝に軽い炎症が見られるもののGrade 1であり、構造的な懸念はないとのこと。怪我としては、数字休めば回復するという診断ですが、ブルージェイズは2023シーズンに向け、スーパースターを保護する観点から怪我の悪化に備える措置を講じ、今回はWBCを辞退するという形になりました。

 ドミニカ共和国は現地11日から本戦がスタート。今回はタイミングが悪が悪かったですね。

 気になるのはゲレロ・Jr.の体重。今春は絞ってはいるようですが、そもそもはオーバー・ウェイト気味。若いうちはまだ大丈夫と思っていましたが、膝への負担が軽症なうちに対策をしてもらいたいなとは思います。

2022年のゲレロ・Jr.

 2021シーズン、大谷選手とMVP争いを演じ、2位となったゲレロ・Jr.は、161試合に出場し、右打者だありながら188安打を放ち、打率.311、OBP .401、SLG .601、OPS 1.002、HR 48、RBI 111、BB 86、二塁打 29、RUN 123というとんでもない数字を出しました。

 HR、TBでAL1位。アウォードでは、ALL-MLB のTeam 1、2021オールスターMVP、シルバー・スラッガー賞などを受賞。キラキラとした偉大なシーズンを過ごしました。

 2022シーズンは、160試合に出場し、HR 32、打率.274、OBP .339、SLG .480、OPS .818、RBI 97、RUN 90という成績で、数字は素晴らしいの一言ですが、前年のキャリアハイのシーズンからは程遠いものとなっていました。

 膝をしっかりと直して、万全の体調で2023シーズンに臨んでもらいたいものです。

 ブルージェイズは、現地2023年3月30日に、カージナルスとのロードゲームでレギュラーシーズンを開幕を迎えます。

ゲレロ・Jr. 抜きでも凄すぎるドミニカ共和国のロスター

 ヴラディーミル・ゲレロ・Jr.を怪我で欠くことになったドミニカ共和国ですが、全く慌てる必要のない凄いロスターとなっています。

 サンディー・アルカンタラとクリスチャン・ハビエルらが先発におり、野手陣にはラファエル・デバース、ジェレミー・ペーニャ、フアン・ソト、ワンダー・フランコ、マニー・マチャード・・・。

 オールスターか?というくらいの布陣です。

Position         PLAYER
Pサンディー・アルカンタラ(MIA): 2022 NLサイ・ヤング
ジョニー・クエト(MIA):大ベテラン
クリスチャン・ハビエル(HOU):WS進出に貢献
ジェネシス・カブレラ(STL): LHP
ディエゴ・カスティーヨ(SEA):リリーバー
エニエル・デロスサントス(CLE)
カミーロ・ドーバル(SFG):SFGのクローザー
カルロス・エステベス(LAA): 2022 COLのブルペンの中心
イーミ・ガルシア(TOR):リリーバー
ヘクター・ネリス(HOU):リリーバー
ロネル・ブランコ(HOU)::リリーバー
ラファエル・モンテロ(HOU):リリーバー
ブライアン・アブレイユ(HOU):リリーバー
ジョエル・パヤンプス(MIL):リリーバー
グレゴリー・ソト(BOS):快速球左腕リリーバー
ローンジー・コントレラス(PIT): SP
ハーリン・ガルシア(PIT): LHPリリーバー
セイザー・バルデス(LAAマイナー)
Cフランシスコ・メヒア(TBR)
ゲイリー・サンチェス(FA)
INFウィリー・アダムス(MIL/SS)
ラファエル・デバース(BOS/1B)
ワンダー・フランコ(TBR/SS)
マニー・マチャード(SDP/3B)
ケーテル・マルテ(AZ/2B)
ジェレミー・ペーニャ(HOU/SS)
ジーン・セグラ(MIA/2B)
ロビンソン・カノー
OFエロイ・ヒメネス(CWS)
フリオ・ロドリゲス(SEA):2022 AL ROY
フアン・ソト(SDP)
テオスカー・ヘルナンデス(SEA)
DHネルソン・クルーズ(SDP)
2023ドミニカ共和国ロスター

ドミニカ共和国のPoolとスケジュール

 ドミニカ共和国はPool Dに所属。プエルトリコ、ベネズエラという近隣のとんでもなく強い国とのマッチアップが予定されています。

Pool APool BPool CPool D
台湾
 オランダ 
キューバ
イタリア
パナマ
日本
オーストラリア
韓国
中国
チェコ共和国
USA
メキシコ
コロンビア
カナダ
 GB(英国 
プエルトリコ
ベネズエラ
ドミニカ共和国
イスラエル
ニカラグア
WBC 2023 Pool 

 試合日程はご覧の通り。会場はマイアミ。@マークのある方がホーム・ゲーム。ドミニカ共和国はロード、ロード、ホーム、ホームという予定です。

  • 現地2023年3月11日:@ベネズエラ
  • 現地2023年3月13日: @ ニカラグア
  • 現地2023年3月14日: イスラエル
  • 現地2023年3月15日: プエルトリコ

 お読みいただき、ありがとうございました。

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