スポンサーリンク

【2025ALCS_3】ブルージェイズ、猛打復活!18安打(5HR)、13得点でまずは1勝を返す

ALCS ブルージェイズ 1勝2敗

 現地2025年10月15日、マリナーズの2勝で迎えたALCSは舞台をシアトルのT・モバイル・パークに移してGm3が行われました。

 先発はブルージェイズがヤンキースとのALDS Gm3で3回持たず2.2イニングで3失点(ER 2)とあまりよくなかったシェーン・ビーバー。マリナーズがタイガースとのALDSで2試合に登板し、計10イニングでERA 2.70と好調なジョージ・カービー。

 このマッチアップではマリナーズがまたブルージェイズ打線を抑えて3連勝となるか?というところでしたが、蓋を開ければブルージェイズ打線が大爆発。13-4で大勝しました。

MLB Gameday: Blue Jays 13, Mariners 4 Final Score (10/15/2025)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone inf...

マリナーズが先制

 ゲームは初回から動きました。ジョージ・カービーはゲレロ・Jr.に安打を許すも1回表は無失点。

 1回裏のマリナーズはシェーン・ビーバーが先頭のランディー・アロウザリナに四球を出し、前回同様にコマンドに苦しむのか?という出だし。カル・ロリーがLFフライに倒れ、1アウトとなった後、3番のフリオ・ロドリゲスの打席に。そのフリオ・ロドリゲスはスティールしたアロウザリナを2塁に置いて、シェーン・ビーバーが投じた3球目のインコースへの4シームをうまく捌き、これがLFスタンドに入る414ft (126.187m)の2ランHRとなり、マリナーズが2点を先制。

 ここまでは今日もマリナーズのペースかと思われました。

A・ヒメネスの同点2ランでスイッチが入る

 マリナーズ先制後の2回表も三者凡退で終えたブルージェイズ。いよいよこのまま進むのか?と思われた3回表。まず雰囲気を変えたのはこのポストシーズンでブルージェイズ打線の中で実は良い働きをしているアーニー・クレメントでした。

 イニング先頭のクレメントはカービーの初球のシンカーをLFへ2ベース。これでブルージェイズ打線も「おやおや?」という形になり、完全にスイッチを入れたのが守備のいいアンドレ・ヒメネスのその後の2ランHR。ヒメネスは2球目の甘い4シームを完璧に捉え、RFスタンドに放り込みました。

 この一発がブルージェイズ打線のお目覚めとなり、この後、ゲレロ・Jr.とバーショウの2本の2ベースなどでブルージェイズ打線はこのイニング計5得点。

 Gm1、2で打球が上がらなかったゲレロ・Jr.の打球も上がってきました。

ブルージェイズ、計5HR

 こうなれば荒々しい打線のブルージェイズのペースで、4回表にはジョージ・スプリンガーにソロHR、5回表にはヴラディーミル・ゲレロ・Jr.のソロHR、6回表にはアレハンドロ・カークの3ランHR、9回表にはアディソン・バーガーのソロHRなど、アンドレ・ヒメネスの同点2ランを含めて計5HR。

マリナーズも打線は活発

 中盤にブルージェイズの攻勢に大量失点となったマリナーズですが、8回裏にはランディー・アロウザリナとカル・ロリーにBack to BackのHRが飛び出し、2点を返しています。

 結果、このゲームは13-4でブルージェイズが完勝したのですが、Gm4に向けてそれぞれブロックが外れたというか、互いの力が表に出るようなそんな状況になってきております。

 出来が心配されたブルージェイズ先発のシェーン・ビーバーですが、2回以降は本来のコマンドも戻り、結果、6イニング、被安打4、失点2、ER 2、BB 1、SO 8、HR 1と素晴らしい投球が戻りました。

 ブルージェイズはGm1、2に連敗したので、そこからの復活は26%ほどしかありませんが、Gm4以降、非常に楽しみな状況となっています。

 ブルージェイズはGm4先発のマックス・シャーザーがどこまでゲームを作れるか、これが鍵になりそうです。打ち合いに持って行きたいところをマリナーズのルイス・カスティーヨが立ちはだかるのか?

 非常に楽しみですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2026FA】オリオールズ、クローザーのライアン・ヘルスリーと2年契約で合意
【MLB2026噂】2年連続サイ・ヤング賞のタリク・スクーバル(DET)はトレードされるのか?
【MLB2026FA】ブルージェイズ、ディラン・シーズと7年/210Mドルで合意!ボー・ビシェットの動向は?
【MLB2026】岡本和真、今井達也、髙橋光成のMLB手続きと動向について
【MLB移籍2026】レッドソックス、カージナルスからソニー・グレイをトレードで獲得
【MLB2026】レンジャーズとメッツが大型トレードを実施。マーカス・セミエンとブランドン・ニモがスワップ
【MLB2026FA】カブスがゲーム終盤のブルペンを補強。フィル・メイトンと2年契約で合意
【MLB2025-26】ノンテンダー・デッドラインが到来!レンジャーズがA・ガルシアとJ・ハイムにノンテンダー
【MLBトレード2026】ブレーブスがアストロズからマウリシオ・ドゥバンを獲得!ニック・アレンがアストロズへ
【MLB2026FA】ブレーブス、早くもクローザーを決定!ライセル・イグレシアスと1年/16Mドルで再契約
【MLBトレード2026】お馴染みのテイラー・ウォードがオリオールズへ!LAAはグレイソン・ロドリゲスを獲得!
【MLB2026FA】クオリファイング・オファーの期限が到来!今永、B・ウッドラフらが4名が受諾
【MLB2026FA】マリナーズ、1Bのジョシュ・ネイラーと再契約へ!期間は5年(追記あり)
【MLBアウォード2025】ア・リーグのMVPはアーロン・ジャッジが受賞!カル・ロリーは僅差で及ばず
【MLBアウォード2025】大谷、ナ・リーグのMVPに輝く!NLでは2年連続、個人では3年連続4度目の受賞に(いずれも満票)!
【MLBアウォード2025】サイ・ヤング賞はタリク・スクーバル(AL)とポール・スキーンズ(NL)が受賞
【MLBアウォード2025】MOY(監督)はCLEのスティーブン・ボートとMILのパット・マーフィーが2年連続で受賞
【MLB2025】エマニュエル・クラセが賭博の不正投球容疑で起訴。MLBキャリアどころか、人生の危機に直面
【MLBアウォード2025】ROY(ルーキー)はA’sのニック・カーツとATLのドレイク・ボールドウィンに決定
【MLB2026】ヤクルト・村上のポスティング手続きの詳細と獲得見込みのクラブについて
【MLBアウォード2025】シルバー・スラッガー賞は大谷、カル・ロリー、ニック・カーツらが受賞
【MLB2026FA】クオリファイング・オファー(QO)を提示されたのはタッカー、シュワーバー、今永など計13名
【MLB2026】パドレス、新監督に元リリーバーのクレイグ・スタメン(41)を任命
【2025プレーヤーズ・チョイス】POYはマリナーズのカル・ロリーに決定!大谷は入らず!
【MLB2026】ダルビッシュ投手が右肘UCLの手術を実施。2026シーズンは全休となる見込み
【MLB2025】ドジャース、連覇の華やかなパレードを実施!すでに3ピートも視野に
【MLB Awards 2025】ゴールドグラブ賞が決定!ボビー・ウィット(SS)、PCA(OF)らが受賞(追記あり)
【2025WS_7】山本由伸が世界一の投手に!ミゲル・ロハスが同点HR、ウィル・スミスが勝ち越しHRを放つ!
【2025WS_6】ウォールにボールが!ドジャースが大ピンチを凌いで決戦に持ち込む!ムーキーもタイムリー
【2025WS_5】トレイ・イェサベージ、ドジャースをも封じる!7回、3ヒッター、12K!
タイトルとURLをコピーしました