スポンサーリンク

【2018】ブレーブス、ベテランと若手が融合し2013以来のペナント制覇

2013年以来の地区優勝

現地2018年9月22日、ナ・リーグ東地区のアトランタ・ブレーブスが2位フィリーズを5−3で退け、2013年以来となる通算18回目の地区優勝を決めました!

Congratulations!

開幕前の評価は低かった

前年は3位だったブレーブス。一時のチーム解体状態からは確実に回復の兆しが見えていたとは言え、それでも借金ありの3位でした。今季開幕前のNL東地区はナッツが本命という声が多かったと思います。補強はしませんでしたが、ローテーションがいいメッツという声も。

それに元GMのインターナショナル・サイニング・ボーナスの過少申告による青田買いの問題もあって、有望な若手を他チームにFAに出さざるを得ないという将来設計に関わることも発覚しました。

少なくともブレーブスとフィリーズのここまでの健闘を予想していた人はいなかったと思います。(すみません。筆者もその一人です)

そんな前評判をふっとばし、まさかこんなに早くに結果を出すとは!さすが伝統のあるチーム。

今季は終始強かったブレーブス

今季の順位を振り返ってみると、開幕直後を除いて初めて首位に立ったのは5月2日。そこから5月26日に一旦2位になりながらも翌27日は再び首位に。以降前半戦はほとんどを首位で過ごしました。

オールスター前の7月13日から後半戦開始後の8月半ばまでの期間は大半を2位で過ごしましたが、8月12日に首位を奪取して以降はフィリーズに順位を明け渡しませんでした。

ベテランと中堅が支えた強さ

開幕前のブレーブスの顔と言えば、GG賞受賞のCFエンダー・インシアーテ。彼がもっとも目立った選手ではありましたが、チームをしっかりと支えた2人の存在を忘れるわけにはいかないでしょう。元オリオールズの34才のニック・マーケイキスと28才のフレディー・フリーマンの2人です。

ニック・マーケイキスの今季の成績は、打率.303、OBP.363、SLG.459、安打182、二塁打43、HR14、打点93(現地2018年9月21日時点)。

フレディー・フリーマンはで、打率.311、OBP.391、SLG.508、安打185、二塁打40、HR23、打点93(現地2018年9月21日時点)。

この2人が打線を維持してくれていたからこそ、若手の活躍が目立ちました。

オジー・アルビーズありきのアクーニャJR

今季、若手の野手がとても活躍したブレーブス。そもそもは上記2人の活躍があったからこそ伸び伸びできたわけですが、ダンスビー・スワンソン、オジー・アルビーズ、ロナルド・アクーニャ・JRの活躍が目立ちでした。

とくにルーキーのロナルド・アクーニャ・JRの活躍はセンセーショナルで、恐らくNLROY(ナ・リーグ新人王)を獲得するのは間違いないでしょう。4月25日にデビューして以来、安打数117、HR26、二塁打25、打点58、打率.290、盗塁14という成績を残しています(現地2018年9月21日時点)。

アクーニャの活躍はあくまで追加的要素と捉えた方がいいでしょう。上記のベテラン2人とともにチームの打線を年間通じて支えたのはオジー・アルビーズだったのではないでしょうか。150試合、163安打、二塁打39、HR23、打点70、打率.267、OBP.310。

マーケイキスとフリーマンがべースとなる活躍をし、アルビーズがよい仕事をした。さらにルーキーのアクーニャが2位以下を寄せ付けない追加的な活躍をしてくれた。そんな攻撃陣だったと思います。

投手陣

投手陣はマイク・フォルテネービッチが11勝、ショーン・ニューカムが12勝と二桁勝利が2人とやや物足りませんが、その分、年間通じてブルペン含め計35名で1年を乗り切りました。

ブレーブス、2013年はNLDSで敗れていますので、今季はWSまで行きたいところですね。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】絶好調のPCA!2試合連続HRを含むRBI 7、盗塁2でドジャース戦の連勝に貢献
【MLB2025】エンゼルスがイアン・アンダーソンをDFAに
【MLB2025】UCLを傷めていたトリストン・マッケンジーが手術回避の結果、DFAに
【MLB2025】エンゼルス、3点ビハインドの9回裏に大逆転!ジョー・アデルがサヨナラ安打を放つ
【MLB2025】ギャレット・クロシェ、ERAが1.13に!BOSはカサスのサヨナラ安打でCWSに勝利
【MLB2025】パヘスがまたもHRを強奪!佐々木は6回を投げきるも、最後に笑ったのはレンジャーズ!
【MLB2025】山本、デグロムとの投手戦を制す!またもエドマンが殊勲の一打
【MLB2025】大谷がパタニティー・リストで欠場へ!E・ロザリオがロスター入り(朗報あり!)
【MLB2025】レンジャーズのクマール・ロッカーがメジャー初勝利をマーク!
【MLB2025】スペンサー・ストライダーが復帰!最速で通算500奪三振を記録
【MLB2025】ホームラン単独トップ(8号)のA’sのタイラー・ソーダーストロムとは?
【MLB Injury 2025】クリス・ブライアントがILへ。復活の道は遠し。ロッキーズの経営にも大きく影響
【MLB2025】パドレス、3試合連続でロッキーズをシャットアウト!圧巻の成績で高品質ゲームを連発中
【MLB2025】ミゲル・ロハス、ドジャース投手陣のモノマネで球場を沸かせる
【MLB2025】アンディー・パヘスがGSを強奪!佐々木は最長5回を投げきるも、ドジャースは大敗!
【MLB2025】試合を決めたのはまたしてもトミー・エドマン!ドジャースは山本も輝き、ホーム10連勝を達成
【MLB2025】 コナー・ウォンの小指骨折を受け、レッドソックスがヤスマニ・グランダールを獲得!
【MLB2025】ドジャース、連敗を3でストップ。ロード・トリップは2勝4敗で2シリーズ連続で落とす
【MLB2025】HOU、CWSなどで活躍したリリーバーのオクタビオ・ドーテルが不慮の事故で亡くなる
【MLB2025】レッズ、ハンター・グリーンが圧巻の投球!好調ジャイアンツを完全に支配!
【MLB2025】ブルージェイズ、ブラディミール・ゲレロ・Jr.と14年/500Mドルで延長へ!
【MLB2025】ドジャース、連敗せず!佐々木朗希がゲームメイク!A・ノラは好投が報われず!
【MLB2025】ドジャースが初黒星!フィリーズはJ・ルザルドとリアルミュートが躍動!大谷の盗塁連続成功は38でストップ
【MLB2025】レッドソックスがフェンウェイ・オープナーで勝利!ビューラーが移籍後初勝利
【MLB2025】ドジャース、大谷の今季3号サヨナラHRで開幕8連勝!ATLは7連敗
【MLB2025】今季メジャー初完封はレンジャーズのネイサン・イオバルディ!99球で達成!
【MLB2025】レッドソックス、ギャレット・クロシェと6年の延長契約で合意へ
【MLB2025】開幕3戦で15本塁打! NYYが巻き起こした新バット「トルピード “Torpedo”」の大波紋
【MLB2025】ドジャースがタイガースを力でねじ伏せてスウィープ!佐々木はホーム・デビューで苦戦
【MLB2025開幕Gm2】ナイス・ゲーム!粘るタイガースにトミー・エドマンとムーキー・ベッツが立ちふさがる!
タイトルとURLをコピーしました