Pool D : ニカラグア(NCA) 3 @ ドミニカ共和国(DOM)
現地2026年3月6日、WBCが全Poolで1次ラウンドが開幕。日本が準々決勝に進んだ場合の対戦相手となるPool Dのゲームも始まり、注目のドミニカ共和国、ベネズエラの中米2トップも初戦を戦いました。
ロナルド・アクーニャ・Jr.、ルイス・アラエズ、ウィルソン・コントレラスがメンバーに入るベネズエラはセダン・ラファエラやザンダー・ボガーツのいるオランダに6-2のスコアで勝利。序盤は膠着していましたが、中盤に4点を奪い、勝ち越しました。
そして銀河系スター軍団などとも言われるドミニカ共和国はニカラグアを相手に序盤は苦戦。しかし、中盤以降、その力を見せつけました。
オニール・クルーズ(PIT)が450ftのHR
まず、オニール・クルーズのHRについて先に触れておきます。
8回裏、ドミニカ共和国は先頭のフリオ・ロドリゲス(SEA)が左中間にHRを放ち、7-3とリードを拡大。この時点でほぼ試合は決まっていたのですが、1アウト2、3塁となり、2番のケーテル・マルテに代わってピンチヒッターで打席に入ったのがオニール・クルーズ(PIT)。
2-2カウントからの5球目、オスマン・グティエレス(2024-25 ニカラグアのウィンター・リーグで登板。マイナーでも契約なし)の投じたアウトコースへの91.4mphの4シームを完璧に捉えたオニール・クルーズの打球は鈍い音を立てて、ローンデポ・パークの最上階に突き刺さる一発に。
打った瞬間、確信歩きしたオニール・クルーズの打球は衝撃の450ft (137.16m)の飛距離を計測。しかも打出速度はなんと116.8mphを計測。
ドミニカ共和国はこの3ランHRで10-3とし、ニカラグアをさらに突き放しました。
MLB トップのオニール・クルーズの打出速度
なお、レギュラー・シーズンでも話題になりましたが、オニール・クルーズは2025シーズンに122.9mphのMLB NO.1の速度を記録。
- オニール・クルーズ(PIT) : 122.9mph
- ヴラディーミル・ゲレロ・Jr.(TOR): 120.4mph
- 大谷翔平(LAD): 120.0 mph
- ケーテル・マルテ(AZ) : 119.6 mph
- アーロン・ジャッジ(NYY): 118.1mph
これはあくまでMAX値で、平均ではありませんが、とんでもない選手でもあります。
衝撃のデビュー以来、怪我もあってSSから外れ、CFに回っていたりしますが、確実性が増せば、パイレーツにとっては相当な戦力になります。
やはり、オニール・クルーズは面白いですね。
クリストファー・サンチェスが降板
さて、ゲーム展開ですが、実は中盤5回までは3-3のタイスコアで進み、ドミニカ共和国は序盤はニカラグアに飲まれていたような状況でした。
というのも先発のクリストファー・サンチェス(PHI)が立ち上がりに連打と四球で1失点し、さらに2イニング目を連打を浴びて降板するという厳しい立ち上がりに。クリストファー・サンチェスは1.1イニングで被安打6、失点3、ER 3、BB 1、SO 4。調子が上がる前にニカラグアの勢いにやられたという投球でした。
ただ、その後はベテランのワスカル・ブラゾバン(Huascar Brazobán)が流れを絶ち、試合を落ち着かせました。
J・カミネロが勝ち越し2ランHR
ドミニカ共和国は1回裏には力の劣るニカラグアから2得点し、まずは逆転。ただ、2回表に上述のようにクリストファー・サンチェスの不調で2失点し、逆転を許しましたが、3回裏にはフリオ・ロドリゲスのタイムリーで同点に。
その後、中盤まで落ち着いた展開となりましたが、6回裏にジュニオール・カミネロ(TB)が勝ち越し2ランHRを放ち、形勢を逆転。
8回にはフリオ・ロドリゲスやオニール・クルーズらの一発で最終的には12-3のスコアで勝利。自力を見せつけました。
侍Jは準々決勝が試練
やはり、攻撃力、守備力、投手力ともに強烈な姿を見せたドミニカ共和国。おそれくPool Dはドミニカ共和国とベネズエラが上がってくるでしょう。両チームともにどちらが上に来るかは直接対決の結果次第かと。
いずれにせよ、侍JAPANはこの両国のいずれかとマイアミで準々決勝を戦うことになります。
ここでどういう戦いぶりを見せるか、世界が注目するでしょうね。
お読みいただき、ありがとうございました。


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