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【移籍For2019】プロファーがアスレチックスへ。TEX-OAK-TBRで三角トレード成立

TEX-OAK-TBRの三角トレード

現地2018年12月21日、レンジャーズ、アスレチックス、レイズ間で三角トレードが成立しております。

トレード詳細

ジュリクソン・プロファーのアスレチックスへの移籍とともに4人のマイナー・リーガーが動きます。

アスレチックスGet

  • ジュリクソン・プロファー(from レンジャーズ)

レンジャーズGet

  • ブロック・バーク LHP (from レイズ)
  • カイル・バード LHP (from レイズ)
  • ヨエル・エスピナル RHP (from レイズ)ダブルA
  • イーライ・ホワイト INF (from アスレチックス)
  • 75万ドル分の枠のインターナショナル・スロット・プール(from アスレチックス)

レイズGet

  • エミリオ・パガン RHP (from アスレチックス)
  • ローリー・レイシー RHP (fromレンジャーズ)
  • 全体38位のドラフト指名権 Round A Comp. Balance Pick (fromアスレチックス)

背景とそれぞれのメリット

アスレチックス

まず、アスレチックスはFAのジェド・ラウリーの穴を埋める必要があったため、ジュリクソン・プロファーの獲得に踏み切りました。プロファーはアスレチックスでは2Bで出場します。

レンジャーズ

レンジャーズは当初、プロファーを引退したエイドリアン・ベルトレの穴を埋めるべく3Bで使うつもりでおりましたが、プロスペクトの内野手の獲得やドラフト指名権などの条件を得て、手放すことに。

レイズ

レイズからアスレチックスへという取引はありませんが、レイズはアスレチックスがプロファーを獲得できるようにレンジャーズへプロスペクトを送って間接的にアシストしたような形となっています。プロスペクトを出したので、アスレチックスからはドラフト指名権をもらう。

3者はそのような位置づけで動いております。

プロファーが成長するかどうか

2019年2月に26才になるジュリクソン・プロファーはオランダ領キュラソー島出身。WBCでもオランダ代表として活躍しました。

ジュリクソン・プロファーと言えば、デビュー時はファンを大いに魅了してくれましたね。とんでもないプロスペクトがいると。

2012年、19才でデビュー。この年は9試合のみの出場で、17打数3安打、1HR。

度重なるケガ

2013年から本格的な活躍が期待されましたが、83試合に出場にとどまり、打率.234、HR6。

デビュー時はそれこそHRが20本前後打てて、とにかく二塁打の多いアベレージヒッターかとなるぞと期待していたのですが、伸びませんでしたね。メジャー通算5年で打率.240、HRは32本。

2014年と2015年は肩の故障があり、MLBのゲームには出場できておらず。これから伸びるぞという時の欠場でしたので、ちょっと痛かったです。

2018年はキャリアハイ

しかし、2018年は146試合に出場し、打率.254、HR20本とキャリア・ハイの成績を残しています。

ラウリーの穴を埋められるか

ここ2年で連続して150試合以上に出場し、2年トータルでHRが37本(14本/23本)、168打点を記録しているジェド・ラウリー(Jed Lowrie)と比べるとプロファーはたくましさに欠けると言わざるを得ないです。

故障次第のところがあるのですが、プロファーはここで一皮むけるかどうかで30才以降のキャリアが変わってきそうです。いいチャンスなので、伸びていってもらいたい。

選手プロフィール

【OAK】ジュリクソン・プロファー

プロファーは上述の通りです。アスレチックスで羽ばたいてもらいたいです。

【TEX】ブロック・バーク

ブロック・バーグ(Brock Burke )は2019年8月で23才となるスターター・レフティー。2014年のドラフトでレイズから3巡目指名を受けプロ入り。2018年はダブルAまで上がっております。

【TEX】カイル・バード

カイル・バード(Kyle Bird )は左腕のリリーフピッチャー。2014ドラフトの35巡目。2019 年4月で26才になります。未デビューの投手で2018年はトリプルAで投げておりました。チェンジアップが得意そうな投げ方です。

【TEX】ヨエル・エスピナル

ヨエル・エスピナル(Yoel Espinal )は11月に26才になったばかりの右腕。ドミニカ共和国出身で2018年はダブルAで登板が多かった投手。

【TEX】イーライ・ホワイト

イーライ・ホワイト(Eli White)は右投げ右打ちの内野手。6月で25才になります。2016年アマチュア・ドラフト11巡目でアスレチックスが指名。2018年はダブルAでプレー。細いので小さい選手に見えますが、188cmあります。

【TBR】エミリオ・パガン

エミリオ・パガン(Emilio Pagan)は5月で28才になるリリーバー右腕。2017年5月にマリナーズでデビュー済み。2017年11月にアスレチックスにトレード。2年間で89試合、112.1イニング、5勝4敗、ERA 3.85。

いい投手です。オープナーのレイズにうってつけ。

【TBR】ローリー・レイシー

ローリー・レイシー(Rollie Lacy)は7月で24才になる右腕。2017年アマチュア・ドラフトでカブスから11巡目指名を受けプロ入り。2018年はシングルAプラスで投げています。2018年途中にコール・ハメルズのトレードに巻きまれてレンジャーズ傘下へ。今季、マイナーでコンバインド・ノーヒッターをやっています。レイズが好きそうなタイプです。

思うのは、とにかくプロファーがもう一皮向けて欲しいということとケガには注意してくださいということですかね。

お読みいただき、ありがとうございました。

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