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【MLB2025】大谷、フェンウェイで38号リードオフHRを放つ!しかし、レッドソックスはクロシェを援護して逆転勝ち

大谷、ギャレット・クロシェからHR!

 現地2025年7月26日、フェンウェイ・パークで行われているドジャース@レッドソックスのGm2で大谷選手がHRを打ちました!

 ドジャースは初回から電光石火の攻撃でクロシェから先制点を奪うも、レッドソックスも大エースの登板日に負けるわけにはいかないと打線が奮起。ドジャース先発のクレイトン・カーショウを攻略し、レッドソックスが逆転勝ちを納めました。

MLB Gameday: Dodgers 2, Red Sox 4 Final Score (07/26/2025)
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 この日もドジャースはスターティング・ラインナップにムーキー・ベッツの名がなく、大谷選手がリードオフに座りました。また、レッドソックスは左のクレイトン・カーショウが先発ということで吉田選手はベンチスタートとなりました(結局、この日は出ず)。

大谷がリードオフHR!(38号)

 さて、ギャレット・クロシェの立ち上がり。リードオフで打席に入った大谷選手とのいきなりの対戦となりました。この打席はクロシェの97mph超えの4シームが炸裂し、大谷選手もさすがに遅れるか?と思われたのですが、3球目の4シームがやや甘いところに来たのをCFへ豪快に持って行かれました。

 フェンウェイ・パークのCF深部に入った大谷選手のHRは打ち出し速度108.5mph、飛距離414ft (126.187m)を記録。

フェンウェイ・パークの距離(旧サイト:メジャー級!!より転用)

 HRは118.9m(380ft)と書いた辺りに入りました。ちなみにフェンウェイ・パークの最深部はトライアングルと呼ばれるホーム・ブルペンの奥で128.0m(420ft)です。仮に最深部でもフェンス直撃だったと思います。

リードオフHRは今季10本目 

 もはや何本目か?という大谷選手のリードオフHRですが、これが今季10本目。前回の9本目のリードオフHRは7月8日にミズロウスキーから放った一発(31号)でした。

リードオフHRの記録

 MLBのリードオフHRの記録はご覧の通りになっています。

  • キャリア・レコード:リッキー・ヘンダーソン(Rickey Henderson): 81本
  • シングル・シーズン・レコード:カイル・シュワーバー(Kyle Schwarber): 15本 (2024).

 ちなみに大谷選手のキャリア通算のリードオフHRはこの日の一発を加えて21本です

 そして、HR 38はナ・リーグでは単独トップ。カイル・シュワーバー、ユーヘイニオ・スアレスが36で続きます。MLBを通じたトップはやはりマリナーズのカル・ロリーで40本の大台に乗っております!

 さて、大谷選手のHRが出た後、ドジャースはウィル・スミスが三球三振に倒れた後、3番のテオスカー・ヘルナンデスにも一発が出て、初回に2本のHRでクロシェにプレッシャーを与えます。クロシェはこの後、フレディー・フリーマンには3B内野安打、アンディー・パヘスにもLFにシングルを許しましたが、このイニングはソロHR2本による2失点のみで切り抜けました。

レッドソックス、2回に逆転 

 初回はカーショウからランナーを一人出すも、得点を奪えなかったレッドソックスは、2回裏の早い段階でカーショウを攻略。すかさずクロシェを援護しました。

 2回裏、先頭のトレバー・ストーリーが四球で歩くと、カルロス・ナルバエスが二塁打、ジャレン・デュランが3塁打を放ち、一気に2-2の同点に。セダン・ラファエラが倒れた後、ロミー・ゴンザレスがCFへ犠牲フライを放ち、デュランが生還して3-2と勝ち越し。1巡目でカーショウを攻略したのは大きかったです。

クロシェは6回までで10K

 2回以降、通常運転となったギャレット・クロシェは時折、ランナーを出すも、97-98mphの4シーム、シンカー、Mid-80mphのスウィーパー、スライダーを駆使して要所を抑え、気づけば6イニングで10奪三振をマーク。6イニングを終えたところで弾数が100に達したことから、ここで降板となりました。被安打8、失点2、ER 2、BB 2、SO 10、HR 2。

 レッドソックスは5回裏にはローマン・アンソニーがカーショウからタイムリー・ダブルを放って4点目を奪うとカーショウはここで降板となりました。4.2イニングで被安打6、失点4、ER 4、BB 2、SO 2。

レッドソックス、ブルペンが逃げ切る

 この後、何回か得点のチャンスがあったレッドソックスでしたが、ダブルプレーなどでチャンスを潰し、2点差のリードのまま終盤へ。

 クロシェ降板後にマウンドに上がったのはベテラン左腕のジャスティン・ウィルソンで今季はERA 2.25と素晴らしい仕事をしています。この日は大谷選手、ウィル・スミスに回るターンでの登板でしたが、大谷選手から三振を奪うなど、危なげなく三者凡退に打ち取りました。

 8回表はギャレット・ウィットロックがマウンドに上がり、テオスカー・ヘルナンデス、フレディー・フリーマンから三振を奪うなどこちらも危なげなく好投。三者凡退に抑えました。

 9回表はアロルディス・チャップマンが登板。2アウトからエステウリー・ルイーズに四球を出し、いやな空気を作りましたが、代打で出てきたムーキー・ベッツから見逃し三振を奪ってゲームセット。

 レッドソックスがシリーズを1勝1敗のタイとしました。

 ギャレット・クロシェに12勝目がつき、現時点ではMLBでNO.1の勝利数に。シーズン奪三振175もMLBで単独トップです

 Gm3は元ドジャースのウォーカー・ビューラーが登場。ドジャースはダスティン・メイです。Gm3で大谷選手かと思っていたのですが、このシリーズは打撃に専念かもしれませんね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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