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【MLB 2021】ドジャース、4ヶ月をかけ、ついにNLウェスト1位に

ジュイアンツとの直接対決を前に1位へ

 現地2021年8月30日からブレーブスとの3ゲームシリーズを地元ロサンゼルスで戦っていたドジャース。

 その前の現地2021年8月27日から29日までのロッキーズとの3ゲームシリーズは1勝2敗と負け越し、「おや?」という状況になりました。しかし、これはどうやらその前のパドレスとの3ゲームシリーズでかなり死力を尽くした後だっただけに、その影響が出たシリーズと見ていいかと思います。パドレスとの3連戦はスイープしましたね。

 そして現地2021年9月1日、ブレーブスとのGame3は、中盤まではドジャース・ペース。しかし、リリーバーが打たれ、流れは間違いなくブレーブスに移ったのですが、終盤で逆転。いわば、負けを覚悟するゲームで勝ちをもぎ取ったという強さを見せつけた1戦となりました。

シャーザーが好投も、グラテロルが打たれる 

 マックス・シャーザーと、マックス・フリードというしびれる顔合わせの先発となったこのゲーム。両投手ともに、良かったですね。

 特にマックス・シャーザーは、ペース配分も意識した大人の投球を披露。この日はチェンジアップ、スライダー、カットボールを中心に、抑え気味の投球。ここのところ、そのようなスタイルが多いですね。ファストボールは、Mid-90mphで、立ち上がりに至っては、92-93mphほどしか出しませんでした。もはや、味のある変化球投手のようなスタイルを後半まで続けたという内容でした。

 一方のマックス・フリードも6イニングを投げて3安打しか許さない素晴らしい投球を披露。打たれた3本の安打のうち、2本がHRでマックス・マンシーとオースティン・バーンズのソロHR。失点はこの2点のみでした。

 シャーザー、フリードともに6回まで投げきり、スコアは2-0でドジャースがリード。

ブラスダー・グラテロル、痛恨の2ランHRを浴びる

 7回表、ドジャースのマウンドは、ブラスダー・グラテロル。1アウト後、トラビス・ダーノーにシングルを打たれ、ランナーを1人背負った後、バッターはエディー・ロサリオ。ベテランに力任せの投球では危ないと思いつつ、100mphで押したところ、左打者の腕が伸びる甘めのアウトコースに投げてしまい、これをCFへ運ばれ、2ランHRに。マックス・シャーザーの丁寧な投球を思い切り吹っ飛ばした瞬間でした。

 ブレーブスは押せ押せの状態で、8回表にはダンスビー・スワンソンにソロHRが飛びだし、3-2と勝ち越しに成功。流れはブレーブスにありました。ただし、点差は1点。

トレイ・ターナーが先頭で出塁 

 8回裏のブレーブスのマウンドは前のイニングの途中から投げている左腕のタイラー・マツェック。いいファストボールを投げる左腕ですね。ドジャースは先頭のトレイ・ターナーが2ストライクと追い込まれながら、4球目のファストボールをLFへ弾き返し、2塁打で出塁。

 トレイ・ターナーのすごいところは、こういう肝要なところで出塁するところですね。

 チャンスを得たドジャースでしたが、マックス・マンシーとムーキー・ベッツがそろって凡退。やはりブレーブスの流れだと思いました。しかし、ブレーブス・ベンチは、ジャスティン・ターナーを迎えたところで、クリス・マーティンにスイッチ。こういうときは何か起こる時で、投手の替え時は難しいですね。

 案の定でしたが、クリス・マーティンは、ジャスティン・ターナーにタイムリーを浴び、3-3のタイスコアに。その後もA.J.ポロックにもタイムリーを許し、ドジャースが2点を勝ち越し。スコアは4−2となりました。

 ブレーブスは9回表、剛球のジョー・ケリーにゴロアウト3つを奪われ、万事休す。ドジャースが4−2で逃げ切り、連勝を4としました。

 ドジャースはブレーブスをスイープ。

ドジャース、1位に

 この日、サンフランシスコではブルワーズ@ジャイアンツ戦が行われていましたが、ジャイアンツはケビン・ゴーズマンの先発した試合で、2-5で敗戦。

 これにより、ドジャースがついにナ・リーグ西地区のトップに。ジャイアンツに0.5ゲーム差をつけて、4月28日以来の首位に返り咲きました。

 実に首位奪取まで4ヶ月もかかりましたね。

 トレードデッドラインで獲得したシャーザーとトレイ・ターナーが実によく機能していますね。

ドジャースとジャイアンツのレース

 ジャイアンツは6月から3ヶ月間、ずっと首位に君臨していました。

 双方の月間の成績です。

ジャイアンツドジャース
416-1016-11
518-1016-11
616-917-9
715-1014-12
819-921-6

 実によく似た戦いぶりで、ドジャースが7月に失速したとは言え、貯金もある失速。ここで差がついたのかと思いきや、ジャイアンツも似たような成績でした。

 ドジャースが8月13日から9連勝したタイミングでジャイアンツは6勝3敗。ちなみに13日時点ではゲーム差が5.0もありました。ジャイアンツが8月18日、20日と連敗した際、ドジャースはジャイアンツにゲームのなかった19日にも勝利し、ここ一気にゲーム差が1.5に縮まりました。

 ブルワーズとの今回のシリーズは4試合ですが、ジャイアンツは3連敗。一方のドジャースは3連勝中。これで1位が入れ替わることに。

ジャイアンツ、打線が下降気味

 現地2021年9月1日のブルワーズ@ジャイアンツ戦は、5-2のスコアでブルワーズが勝利しましたが、スコアほど内容は悪くはありませんでした。

 ただ、主軸がこの3連戦は不調。

【直近7ゲームの成績】

  • バスター・ポージー:打率.150、OBP .190、SLG .300
  • マイク・ヤストレムスキー:打率.190、OBP .190、SLG .381
  • ブランドン・クロフォード:打率.125、OBP .300、SLG .125

 打線が非常によかったジャイアンツですが、ここに来て、元気のあった人たちの成績が落ちています。ちょっと疲れが出ていそうです。HRがでなくなったのが痛いところです。

今季最後の直接対決がスタート

 首位が入れ替わったこのタイミングで、現地9月3日から直接対決3連戦が始まります。場所はサンフランシスコ。今季、最後の直接対決となります。

 これはいい試合が期待できそうです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

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