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【MLB2025】フィリーズのザック・ウィーラーが右肩付近の血栓のため、15 Days ILへ

フィリーズのエースが一時離脱

 現地2025年8月16日、フィリーズにちょっと心配な動きがありました。

 エースのザック・ウィーラー(Zack Wheeler)が右上肢(投球肩付近)の血栓のため、15 Days ILに入ったと発表しました。

しばらくは様子見

 フィリーズのPOBO(President of Baseball Operations)であるデーブ・ドンブロウスキー氏は「現時点では、多くを語ることはできません」と述べ、まずは血栓を発見した医師たちを称賛。「もっと厳しい状況になっていた可能性もあった」とのことです。

 ザック・ウィーラーは現地2025年8月15日のナショナルズ戦に先発。5イニングを投げ、被安打4、失点2、ER 2、BB 2、SO 6、HR 1をマーク。この試合は2点の先制点をもらったウィーラーが4回に同点に追いつかれた後、降板後にフィリーズが勝ち越し。勝ち負けはつきませんでした。

 またウィーラーはその前の8月10日のレンジャーズ戦においても5イニングのみの登板にとどまっておりました。なお、そのゲームでは勝利投手となり、今季10勝目をマークしておりました。

 よってウィーラーは直近2試合はそれなりの違和感を感じて投げていた模様で、15日の登板後に症状が悪く模様。

 デーブ・ドンブロウスキー氏は、ウィーラーがフィラデルフィアでさらなる検査を受ける予定であるとも述べております。

 血栓はある程度の不確実性を伴いますので、精密検査の後の診断で今後のアクションが決まってくる見込みです。

アーロン・ノラが復帰見込み

 フィリーズはザック・ウィーラーの抜けた穴をアーロン・ノラのILから復帰で補う予定です。 

 アーロン・ノラは5月16日に(遡及して5月15日)に右足首の捻挫のため、15 Days IL入り。その後、6月19日に60 Days ILに移管し、8月1日付けでマイナーでのリハビリにアサインされており、復帰間近ではありました。ノラの復帰がほぼ予定通りだったものの少し前倒しにするということで、すでにフィリーズは17日に行われるナショナルズとのGm3にアーロン・ノラの先発を発表しております。

ローテに支障はない見込み

 今季、フィリーズはザック・ウィーラー、クリストファー・サンチェス、レンジャー・スアレス、ヘスス・ルサルド、タイファン・ウォーカー、アーロン・ノラの計6人のローテーションで回すつもりでおりました。 

 ところがアーロン・ノラが早めに離脱したので、結果的に5人+移動日(まれにしかありませんが)で動かしてきた様相でした。

 今回、大エースのザック・ウィーラーが離脱したことで、影響が大きいのは間違いありませんが、それでもアーロン・ノラが復帰することで人数的には支障は出ない見込み。ノラは60 Days ILからの復帰になるので、40manロスターは空ける必要がありますが、その調整は今のところ未発表。

 なお、3Bのアレク・ボームも10Days ILから復帰予定で、こちらはアクティブ・ロスターを調整する必要があります。こちらの調整も未発表です。

ザック・ウィーラーが長期離脱になれば大変

 上記のように当面のローテーションはなんとかなりそうなフィリーズ。現地2025年8月16日のゲームを終えた時点で2位メッツとのゲーム差は5.0です。ウィーラーが抜けたとは言え、クリストファー・サンチェス、ヘスス・ルザルド、レンジャー・スアレスがそもそも安定しています。

 ポストシーズンの対戦にも関わるリーグの勝率の順位は気になるところですが、それも二の次でしょう。現時点ではブルワーズが勝率1位になりそうで、フィリーズはNO.2、NO.3に入りそうなポジションです。NO.3になると、ワイルドカードに参加しないといけなくなります。

 ザック・ウィーラーは今季35歳のシーズン。もし今回の故障が長期離脱となるなら、ちょっと雲行きが怪しくなります。

 今季のウィーラーは149.2イニングを投げ、10勝5敗、ERA 2.71、SO 195を記録。奪三振はMLB NO.1です。もはやサイ・ヤング賞の候補であることは間違いありません。登板すれば平均で6.0イニングを投げ、ERA 3.00未満は2年連続。先発として欠かせない存在です。

 そのウィーラーがシーズンをまたいでも影響するようなことになれば、ちょっとフィリーズには痛手が大きすぎます。

 ちなみに契約は3 年/$126M (2025-27)で、今季は延長したばかりです。

 いずれにせよ、ウィーラーの肩付近の血栓が軽症であることを祈るばかりです。ポストシーズンでのウィーラーも見たいです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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