スポンサーリンク

【MLB2023】6月の打撃成績は大谷選手が圧倒!ア・リーグの主要3部門の月間成績は3冠

6月終了!大谷選手はMLB 8冠、AL 12冠

 MLBはついに7月に入りました。ポストシーズンに向け、非常に重要な月に入りましたね。

 さて、6月が終わりましたが、6月というのは選手にとってシーズンの成績を大きく左右する月でもあります。今季の場合だと、3月30日に開幕したシーズンが4月、5月と2ヶ月を経過して、ようやく色々なことに順応し始め、シーズン序盤の好不調の波が平準化される傾向があります。

 これから真夏になり、7月はオールスターなどもありイレギュラーな要素もありますし、トレードデッドラインに向けて決断を迫る月。8月は暑さで体力的に非常に厳しくなる。9月はポストシーズンへの追い込みで実力をさらに押し上げる選手が出たり、逆に目標を見失った選手は実力以下の成績に陥ることにもなりかねません。

 そんなことを考えるとやはり6月はそのシーズンの実力が反映されやすい月だと個人的には思っております。たとえ、ダントツの最下位であったとしても、まだ希望を捨てる時期ではないですし。

 もっとも、1年間、大きな怪我がなければというのが前提ではあります。

MLB6月の月間打撃成績

 その6月が終わり、月間の成績が出ました。大谷選手がとんでも数字を出しております。

 見てみたいと思います。

HR

大谷選手はHRではダントツの15HR。

  • 大谷 翔平(LAA):15
  • マット・オルソン(ATL):11
  • ルイス・ロバート(CWS): 11
    (省略)
  • カイル・シュワーバー(PHI): 8

 カイル・シュワーバーは、2021年は月間16本を放ちましたが、今季は一桁に収まりました。それを見ても大谷選手の15HRは2021年のカイル・シュワーバーのそれにあと1本という驚異的な本数。

RBI

  • 大谷 翔平(LAA):29
  • マット・オルソン(ATL):25
  • コーリー・シーガー(TEX): 25
  • アレックス・ブレグマン(HOU): 24
  • ホセ・ラミレス(CLE):23

 大谷選手は上記の打撃主要3部門でMLB2冠、ALではトリプルクラウンです。

AV 

  • ルイス・アラエズ(MIA): .406
  • 大谷 翔平(LAA):.394
  • ジョシュ・ネイラー(CLE): .370
  • ロナルド・アクーニャ・Jr.: .356

OBP

  • 大谷 翔平(LAA):.492
  • アンドリュー・マッカッチェン(PIT): .462
  • ルイス・アラエズ(MIA): .448
  • ケーテル・マルテ(AZ):.442
  • フアン・ソト(SDP): .430
  • ロナルド・アクーニャ・Jr.: .429
  • ラモンテ・ウェイド・Jr.(SFG): .429

SLG

  • 大谷 翔平(LAA):.952
  • エディー・ロザリオ(ATL): .711
  • ロナルド・アクーニャ・Jr.: .683
  • ルイス・ロバート(CWS): .677
  • マット・オルソン(ATL):.650
  • ガナー・ヘンダーソン(BAL): ,640
  • レーン・トーマス(WSH): .640

OPS

  • 大谷 翔平(LAA):1.444
  • エディー・ロザリオ(ATL): 1.115
  • ロナルド・アクーニャ・Jr.: 1.112
  • ルイス・ロバート(CWS): 1.041
  • ケーテル・マルテ(AZ):1.040
  • ムーキー・ベッツ(LAD): 1.036
  • ホセ・ラミレス(CLE): 1.030
  • クリスチャン・ウォーカー(AZ):1.026
  • レーン・トーマス(WSH): .640

安打数(Hits)

  • ルイス・アラエズ(MIA): 43
  • 大谷 翔平(LAA):41
  • コーリー・シーガー(TEX): 39
  • ロナルド・アクーニャ・Jr.: 37
  • ジョシュ・ネイラー(CLE): 37

RUN

  • ケーテル・マルテ(AZ):30
  • 大谷 翔平(LAA):27
  • ロナルド・アクーニャ・Jr.: 26
  • コービン・キャロル(AZ): 25
  • オースティン・ライリー(ATL): 24

BB

  • フアン・ソト(SDP):23
  • 大谷 翔平(LAA):21
  • ナサニエル・ロウ(TEX): 21

XBH

こちらはExtra Base Hitsの略。シングル以外の長打の数です。2B+3B+HRの数。

  • 大谷 翔平(LAA):25
  • コーリー・シーガー(TEX):19
  • クリスチャン・ウォーカー(AZ):19
  • フェルナンド・タティス・Jr.(SDP):18
  • コービン・キャロル(AZ): 17
  • レーン・トーマス(WSH): 17

TB

Total Bases(トータル・ベース)の略。日本語だと塁打です。打者がヒットによって獲得した塁の数のこと。シングルで1、ダブルで2、トリプルで3、HRで4塁と記録。これを打数で割ると、SLG

  • 大谷 翔平(LAA):69
  • ロナルド・アクーニャ・Jr.(ATL): 71
  • マット・オルソン(ATL):67
  • ルイス・ロバート(CWS):67
  • コーリー・シーガー(TEX):61

ISO

Isolated powerの略で、日本ではIsoPと呼ばれることが多い。SLGからシングルヒットの要素を省いているので、純粋に打者の長打力を見る指標。式は(二塁打+三塁打×2+本塁打×3)÷打数。

  • 大谷 翔平(LAA):.558
  • エディー・ロザリオ(ATL): .386
  • ルイス・ロバート(CWS): .384
  • マット・オルソン(ATL):.379
  • コービン・キャロル(AZ): .340

大谷選手のランキングまとめ(2023/June)

 以上12項目の大谷選手のランクをまとめるとご覧の通り。さすがに4割のラインと戦っているルイス・アラエズには打率系では及びませんでしたが、ALでは12冠。MLBでは8冠。

LeagueHRRBIAVOBPSLGOPSHRBBXBHTBISO
MLB112111222111
AL111111111111
2023年6月の大谷選手の打撃ランク

 AL Player of the Monthは間違いないところですね。

493 Ftは今季最長

 なお、現地2023年6月30日はなった30号HRの493ftは、今のところ、今季のMLBの最長飛距離となっています。

【YOUTUBE】493 FEET!!! Shohei Ohtani is UNREAL!! He absolutely DEMOLISHES his 30th homer of the year! 

 大谷選手にフォーカスしましたが、Dバックスのルーキー、コービン・キャロルの数字の良さにもご注目してください。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】ポール・スキーンズ、山本との投げ合いを制す!ドジャースは打線が沈黙して3連敗
【MLB2025】絶好調のPCA!2試合連続HRを含むRBI 7、盗塁2でドジャース戦の連勝に貢献
【MLB2025】エンゼルスがイアン・アンダーソンをDFAに
【MLB2025】UCLを傷めていたトリストン・マッケンジーが手術回避の結果、DFAに
【MLB2025】エンゼルス、3点ビハインドの9回裏に大逆転!ジョー・アデルがサヨナラ安打を放つ
【MLB2025】ギャレット・クロシェ、ERAが1.13に!BOSはカサスのサヨナラ安打でCWSに勝利
【MLB2025】パヘスがまたもHRを強奪!佐々木は6回を投げきるも、最後に笑ったのはレンジャーズ!
【MLB2025】山本、デグロムとの投手戦を制す!またもエドマンが殊勲の一打
【MLB2025】大谷がパタニティー・リストで欠場へ!E・ロザリオがロスター入り(朗報あり!)
【MLB2025】レンジャーズのクマール・ロッカーがメジャー初勝利をマーク!
【MLB2025】スペンサー・ストライダーが復帰!最速で通算500奪三振を記録
【MLB2025】ホームラン単独トップ(8号)のA’sのタイラー・ソーダーストロムとは?
【MLB Injury 2025】クリス・ブライアントがILへ。復活の道は遠し。ロッキーズの経営にも大きく影響
【MLB2025】パドレス、3試合連続でロッキーズをシャットアウト!圧巻の成績で高品質ゲームを連発中
【MLB2025】ミゲル・ロハス、ドジャース投手陣のモノマネで球場を沸かせる
【MLB2025】アンディー・パヘスがGSを強奪!佐々木は最長5回を投げきるも、ドジャースは大敗!
【MLB2025】試合を決めたのはまたしてもトミー・エドマン!ドジャースは山本も輝き、ホーム10連勝を達成
【MLB2025】 コナー・ウォンの小指骨折を受け、レッドソックスがヤスマニ・グランダールを獲得!
【MLB2025】ドジャース、連敗を3でストップ。ロード・トリップは2勝4敗で2シリーズ連続で落とす
【MLB2025】HOU、CWSなどで活躍したリリーバーのオクタビオ・ドーテルが不慮の事故で亡くなる
【MLB2025】レッズ、ハンター・グリーンが圧巻の投球!好調ジャイアンツを完全に支配!
【MLB2025】ブルージェイズ、ブラディミール・ゲレロ・Jr.と14年/500Mドルで延長へ!
【MLB2025】ドジャース、連敗せず!佐々木朗希がゲームメイク!A・ノラは好投が報われず!
【MLB2025】ドジャースが初黒星!フィリーズはJ・ルザルドとリアルミュートが躍動!大谷の盗塁連続成功は38でストップ
【MLB2025】レッドソックスがフェンウェイ・オープナーで勝利!ビューラーが移籍後初勝利
【MLB2025】ドジャース、大谷の今季3号サヨナラHRで開幕8連勝!ATLは7連敗
【MLB2025】今季メジャー初完封はレンジャーズのネイサン・イオバルディ!99球で達成!
【MLB2025】レッドソックス、ギャレット・クロシェと6年の延長契約で合意へ
【MLB2025】開幕3戦で15本塁打! NYYが巻き起こした新バット「トルピード “Torpedo”」の大波紋
【MLB2025】ドジャースがタイガースを力でねじ伏せてスウィープ!佐々木はホーム・デビューで苦戦
タイトルとURLをコピーしました