レッドソックス、エースで連敗をストップ
とにかく全面的に不振で大苦戦に陥っているレッドソックスは、現地4月3日のパドレス戦でようやく開幕戦以来となる束の間の勝利を上げたものの、現地6日から始まった強豪ブルワーズとのGm1も6-8で接戦を落とし、3連敗中。
まだ2勝しか上げていないレッドソックスに現地2026年4月8日、さらなる試練が訪れました。この日、ブルワーズの先発は2025年にデビューした怪物、ジェイコブ・ミズロウスキー。
ドジャース打線であっても相手投手のベロシティーが99mphを超えると手が出なくなると言われる中、100mphを連発するミズロウスキーに果たして調子の悪いレッドソックス打線が立ち向かえるのか?そして地元フェンウェイ・パークでこれ以上、無様な姿をこれ以上見せてしまうのか?という窮地に陥っている状況でのゲームでしたが、この日はレッドソックスもミズロウスキーに対抗する投手を起用。2025年のALサイ・ヤング賞2位のギャレット・クロシェが先発です。
普通に考えてこんな魅力的なピッチング・マッチアップはないですね。
BOS打線、5者連続三振のスタート
さて、負けが混んでも方針は貫く構えのアレックス・コーラ監督はこの日はやはりローマン・アンソニーをリードオフ(DH)に起用。ただ、少し打順をいじってきました。当たっていないトレバー・ストーリーを2番から5番に落とし、2番にはジャレン・デュランをLFで起用。ウィルソン・コントレラスを3番に上げ、ウィリャー・アブレイユを4番(RF)に。そして3BにはIKFを起用し、ケイレブ・ダービンはベンチスタートに。当たっている吉田正尚選手を起用してもらいたかったのですが、吉田選手はベンチスタートとなりました。捕手は打撃好調のコナー・ウォン。
そんなレッドソックス打線ですが、案の定、ジェイコブ・ミズロウスキーには苦戦。1回から2回にかけて、なんと1番から5番が5者連続三振。「これは今日もだめか」と思わせるスタートでした。この間、ミズロウスキーはMAX 101.2mphを計測し、三振を奪った5人の打席ではいずれも100mph以上を計測しておりました。
クロシェがビースト・モード発動
ただ、レッドソックスも黙っておりません。この窮地にエースのギャレット・クロシェの登板です。
そのクロシェは対戦相手のジェイコブ・ミズロウスキーを意識した面もあったと思いますが、トレバー・ストーリーが「だから俺たちは彼を『ビースト』と呼ぶんだ。彼は我々のエースだ」と語った通り、クロシェは平常心での投球ながら、3回までに4三振を奪い、ブルワーズ打線を抑え込みます。
3安打ながら、ミズロウスキーを攻略
ゲームは投手戦でスコアレスのまま6回表まで終了。ここまでレッドソックスは5回の攻撃で放ったヒットはシングル2本のみ。
6回裏、先頭のローマン・アンソニーが三振で倒れた後、ジェイコブ・ミズロウスキーは突如乱れます。2者連続でストレートの四球を与えた後、3人目のウィリャー・アブレイユにもストライクを1球通したのみでやはり四球。三者連続四球で満塁となります。ブルワーズはここでDJホールにスイッチ。
その変わりばな、トレーバー・ストーリーがLFへラインドライブで2塁打を放って2人を還して2点を先制。結果的にこれがこの日出た3本目の安打となりました。
さらに、代打で出たケイレブ・ダービンも内野ゴロを放ち、その間に3塁ランナーのウィリャー・アブレイユが生還して3点目をゲットしました。
レッドソックスは労せずしてお膳立てをしてもらい、肝心なところでタイムリーを出して試合を優位に進めます。
反撃も2点で抑える
3点を奪った直後の7回表、クロシェはマウンドに上がりましたが、2本のシングルと四球で満塁のピンチを招いた後、デービッド・ハミルトンに死球を与えて押出で1失点。
レッドソックスはここでクロシェにお役御免を告げました。クロシェは6.1イニング、107球を投げ、BB 2、HBP 1、SO 7、被安打5、失点2でブルワーズを抑えました。
この後、ザック・ケリーにスイッチし、内野ゴロの間にもう1点を奪われましたが、ケリーは3アウト目を奪い、リードを保って降板しました。
レッドソックスは8回にギャレット・ウィットロックが三者凡退に抑え、9回はアロルディス・チャップマンが無失点に抑えてゲームセット。3-2の接戦をものにし、連敗を3で止めてシーズン3勝目を上げました。

レッドソックスはこの日は守備も安定。打線はまだ機能していませんが、非常にハードルの高いゲームで勝利。ようやく勢いに乗れる準備が整ったということになれば良いですね。
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