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【MLB2025】佐々木朗希がメジャー・デビュー!大谷は1号HRを記録。カブスは連敗も本土開幕にいい兆候あり!

東京シリーズ Gm2 ドジャース 6 @ 3 カブス

 日本時間2025年3月19日、ついにドジャースの佐々木朗希投手がメジャー・デビューを果たしました。もう初回から飛ばしていましたね。100mph近くを連発しておりました。

 Gm1と違い、この日はHRが飛び出すなどゲームが動きました。そして大谷選手にも一本が出ましたね。

スターティング

 この日のスターティングです。ドジャースはフレディー・フリーマンがこの日も欠場。無理をさせないで本渡マイ膜に備えるという方針でした。両クラブとも前日とほぼ同じメンバーですが、カブスのキャッチャーがミゲル・アマヤからカーソン・ケリーにスイッチしております。

ドジャース#@カブス
大谷翔平(DH)
T・エドマン(2B)
T・ヘルナンデス(RF)
W・スミス(C)
M・マンシー(3B)
E・ヘルナンデス(1B)
M・コンフォート(LF)
M・ロハス(SS)
A・パヘス(CF)
佐々木朗希(P)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
P
I・ハップ(LF)
鈴木誠也(DH)
K・タッカー(RF)
M・ブッシュ(1B)
M・ショー(3B)
D・スワンソン(SS)
PCA(CF)
C・ケリー(C)
J・バーティー(2B)
J・スティール(P)

 この日もカブス・ホームでしたが、ユニフォームはドジャースがホーム用、カブスがロード用を着用しておりました。

佐々木朗希、100mphデビュー

 気になったのがやはり佐々木朗希投手のデビュー戦。カクタス・リーグでは2試合、7イニングで被安打3、SO7と色々な調整ということを考えても素晴らしい成績を残しました。この勢いでデビュー戦も!というところで、初回はかなり飛ばしていて100mphを連発。最速は2番鈴木誠也選手への初球に投じた100.5mph。メジャー初三振も鈴木誠也選手から奪いました。

 初回を3人で打ち取り、上々の立ち上がりを見せた佐々木朗希投手でしたが、2回裏から4シーム、スプリッターともに微妙に外れてランナーを背負う投球に。2回は2四球。3回は1アウト1塁から3連続四球で押し出して1点を奪われます。

 初勝利も手にしそうだったのですが、3回を終えて56球ということでこの日はここで降板となりました。さすがに初回に飛ばしすぎましたでしょうか。それでも本土米幕前にこれだけの経験を積めたことは大きかったのではないでしょうか。4シームが低めに決まる時の威力抜群でした。これからチューンナップしていくと思われます。この日は被安打1、失点1、自責点1、BB 5、SO 3でした。ピッチ・クロックのバイオレーションも経験しましたね。

J・スティールもまだ本調子にあらず

 カブス先発のジャスティン・スティールですが、スプリング・トレーニングの成績がかなり悪かったので心配しておりました。3試合で8.2 イニングを投げ、失点9でERA 9.35。この日も先頭の大谷選手に「あわや!」という大きなLFフライを打たれたのですが、なんとか初回は三者凡退に抑え、上々の立ち上がりとなりましたが、2回に先頭のウィル・スミスに四球を与えた後、マックス・マンシーに二塁打を打たれてノーアウト、ランナー2、3塁のピンチに。この後、痛いバッテリー・ミスが出てパスボールの間に先制点を許してしまいます。さらにキケ・ヘルナンデスには犠牲フライを打たれて2失点目。ちょっと勿体ない失点でした。

 その後も3回表には2アウトからトミー・エドマンに今季MLB初HRを打たれて追加点を奪われると、4回表にはキケ・ヘルナンデスにLFへ会心の一撃の2ランHRを打たれて、スコアは1-5に。

 ジャスティン・スティールは4回で降板。67球で被安打5、失点5、自責点5、BB 1、SO 5、HR 2。

 まだ本調子に非ずというところでした。

大谷がHR!

 カブスは5回から豪腕のネイト・ピアソンが登板。ピッチャーらしいピッチャーで、惚れ惚れする投手で、エグジビジョン・ゲームの阪神戦では完璧な投球だったものの、この日は強いボールではあったものの、甘いボールもあり、それを打たれてしまいました。

 アンディー・パヘスが三振で倒れ1アウトとなった後、大谷選手が打席に。大谷選手は2ストライクと追い込まれましたが、打席内でうまくタイムも取り自分のペースに持ち込みました。5球目99.1mphの4シームがど真ん中に来たところをRFへ打ち返し、これがフェンスぎりぎりに入るHRに。ファン・インターフェアレンスではないか?とカブスからチャレンジがありましたが、ファンが触る前にオーバー・フェンスしていたとの判断で判定は覆らず。開幕2試合目で見事に1HRを放ちました。

 この日の大谷選手は7回表の2アウト2塁の打席で申告敬遠されるなど、この時期からもう警戒されましたが、5打席で四球が2つで、3打数1安打。東京のファンの前でも一発を放ってくれました。

 ゲームの方は6-3のスコアでドジャースが連勝。さすがの強さを見せております。

MLB Gameday: Dodgers 6, Cubs 3 Final Score (03/19/2025)
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カブスは問題なし!本土開幕で復調するはず!

 メジャーの本土開幕は現地3月27日。この東京シリーズは10日ばかり早く始まったこともあり、本来なら開幕に向けグンとチューンナップをする時期。ゆえにまだ本調子でない選手も多く見られましたが、レギュラーシーズンを2試合行ったことでこのチューンナップの追い込み度合いもかなり上がったのではないか?と思います。

 特にカブス打線はこのシリーズでは元気がなく、ダンスビー・スワンソンとジョン・バーティーのターンしか機能しませんでしたが、Gm1ではチーム全体で3安打だったところがGm2は8安打を記録。鈴木選手、マイケル・ブッシュの2番、4番が2試合で0安打というのが痛かったのですが、イアン・ハップは2試合でそれぞれ1安打ずつ、カイル・タッカーは2試合で1安打と良い傾向も出ています。PCAも結果が出ませんでしたが、Gm1ではCF前に抜けそうなところをシフトで遮られたというシーンがありました。

 2024年は打線が悪すぎてポストシーズンを逃しましたが、この時期に本気の追い込みをかけたことで本土開幕後は打線も機能してくるのではないかと思います。筆者は心配ないと思います。

 Gm2で3安打を放ったジョン・バーティーはちょっと2Bから外せませんね。マイアミ時代から良い選手でしたね。

 カブスは27日からDバックスとの開幕4連戦です。

マット・ショーが初安打

 またカブスは注目のマット・ショーが2試合目にしてメジャー初安打を記録。ピッチャー強襲という形で外野には転がりませんでしたが、1本が出てホッとしていると思います。またドジャースの投手を見てきたので、本土開幕後は自信を持って臨みそうですね。

A・パヘスの9番

 ドジャースのアンディー・パヘスが9番を打つのはちょっと信じがたいところですが、ロバーツ監督は大谷選手へのつなぎを意識してパヘスを9番に置いているようです。ちょうど2023年の阪神が木浪選手を8番において上位へつなげた図式と似ています。守備もいいですし、本当にいい選手だと思います。

 ドジャースは帰国後、23日からエンゼルスとエンゼル・スタジアムで3試合を行い、27日からタイガースとのホーム3連戦。この3連戦は面白そうですね。タイガースの若い力が楽しみです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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