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【MLB2020】「球界の紳士」カーティス・グランダーソンが引退を表明!38才!

メッセージ “Don’t Think, Have Fun”

 残念なニュースが入ってきました。マーリンズからFAとなっていた外野手のカーティス・グランダーソン(Curtis Granderson)が現地2020年1月31日、自身のSNSで引退を表明。メジャー通算16シーズン、38才での引退です。

 お疲れ様でした。

キャリア:16シーズン、7 Clubs

 カーティス・グランダーソンは2002年アマチュア・ドラフトでタイガースから3巡目指名を受けプロ入り。シカゴにあるイリノイ大学(州立)の出身。デビューは2004年。23才の時です。

 以降、タイガース(2004-09)、ヤンキース(2010-13)、メッツ(2014-17前半)、ドジャース(2017後半)、ブルージェイズ(2018前半)、ブルワーズ(2018後半)、マーリンズ(2019)と7つのクラブに所属しました。

Award & Stats

オールスター3度、シルバースラッガー賞1度

Just a moment...

 16シーズンで以下のアウォードを獲得。素晴らしいスタッツを残しました。

  • オールスター出場:3度(2009, 2011 & 2012)
  • AL シルバースラッガー賞:1度 (2011)
  • AL Runs Scored 1位 (2011)
  • AL 3塁打1位 (2007 & 2008)
  • AL RBI 1位 (2011)
  • 20HR以上 : 10シーズン (2007-2012 & 2014-2017)
  • 30HR以上: 4シーズン (2009, 2011, 2012 & 2016)
  • 40HR以上: シーズン (2011 & 2012)
  • 100 RBI以上達成: 2シーズン (2011 & 2012)
  • 100 Runs Scored 以上達成: 4シーズン (2007, 2008, 2011 & 2012)

 通算成績は、2,057試合に出場し、打席数8,306、打数 7,236、RUN 1,217、安打数 1,800、二塁打 346、三塁打 95、HR 344、RBI 937、盗塁 153、四球 924、三振 1,916、死球 67、打率.249、OBP .337、SLG .465、OPS .803、OPS+ 114、キャリアWAR (ポジションプレーヤー)47.3(歴代213位)。

際立った2011-12

 1ファンとして印象に残っているのは2011年と2012年のシーズンですね。特に2011年はシルバースラッガー賞を受賞していますし、RUNも136を記録しています。

 驚いたのがHR数。2年連続で40HR以上を放ちました。リードオフの印象が強い選手だっただけに、これだけ打つのか?と驚いた次第です。2011年は41HRで2位。1位はホセ・バティスタの43本でした。2012年は43本でレンジャーズのジョシュ・ハミルトンと並んで2位。1位はこの年、トリプルクラウンを獲ったミゲル・カブレラ(Miguel Cabrera)の44本でした。ミギーのピークともかぶっていたのはいささか気の毒な気もしますね。

 振り返ってみるとこの2年がピークだったかもしれませんね。

グランド内外の陰日向のなさ

 フィールドやコミュニティーにおいて、リーダーシップを発揮して他の選手をインスパイアーし、もっとも尊敬できる選手に与えられるプレーヤーズ・チョイスのマービン・ミラー・マン・オブ・ザ・イヤーに2018-2019と2年連続で受賞。

 2016年にはグランド外での素晴らしい活動をした選手に贈られるロベルト・クレメンテ・アウォードも受賞。

 母校のイリノイ大学の野球施設の建設のため500万ドル(5億円以上)を寄付。ターフやライトのポールなどにも使われました。

 前後しますが、2007年にNPOの基金を設立(GRAND KIDS FOUNDATION)。これは子どもたちの教育、体力増強、栄養などを支える団体で、活動としては毎年子どもたちをフィールドに招いたり、野球教室を開いたりということから(東日本大震災後に日本にも来てくれました)、教会でのスピーチなどマスメディアに取り上げられない小さな活動も含めて社会に多大に貢献しているグッドウィルなマインドを持った選手でもありました。

コメント:端々に伺える好人物感

 以下は引退表明のコメントです。所属したクラブの街に感謝、縁を持ったすべての人に感謝を伝える良い言葉が綴られています。

Don’t Think, Have Fun

 感謝のコメントの素晴らしさは言うに及ばず、筆者が好きなのは”Don’t Think, Have Fun”という言葉。第一パラグラフの最後の言葉で、これは両親からインスパイアされた言葉のようですが、なるほどと思えるものがあります。直感での行動ということも言えると思いますが、躊躇する隙を与えないというのは共感できるものがあります。

 どうせ考えてしまうとろくな思念しか出てきません。先のこと、結果、後の自分の立場、どう思われるかなど。本当に人生を無駄にすることばかりです。恐れずにとにかく「善い」と思いついたことは何も考えずにやってしまおう。その方がうまくいくし、後悔もないよ、そんなメッセージではないか?と筆者は受け取りました。皆様はなにか感じるところがあるでしょか?

 いみじくもブルース・リーの”Don’t think, feel”と同じ匂いがしますね。本当の自分が今どうしたいとアピールしているのか?それを感じなさい。ブルース・リーの言葉に対しては筆者はそのような解釈でおります。もっともブルース・リーのマニアではないのでどういう時に発した言葉かわかりませんので、真意はわかりかねますが、なにかそう言っているように感じるのです。

 グランディー、お疲れ様でした。

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