スポンサーリンク

【MLB 2021】ジェイコブ・デグロムを今見られる幸せ!15奪三振などこの日、デグロムがやった7つのこと

デグロム、さらに凄みを増す

 現地2021年4月23日(金)、ジェイコブ・デグロムがまたしてもやってくれました。シティ・フィールドで行われたナショナルズとの3ゲームシリーズのGame1に先発。今日もまたすごいピッチングを見せてくれました。そして打撃も!デグロムのやっていることももはや二刀流。

 今、ジェイコブ・デグロムを見られているというのは大変貴重な瞬間に立ち会っているとも言えそうですね。できれば、生で見てみたいものです!

ジャッキー・ロビンソン・デーのジャージ

 この日、メッツはジャッキー・ロビンソン・デーに着用することとなっていた42番のジャージを着用。もともと4月15日は、ホームでフィリーズとの対戦が組まれていましたが、雨のため中止に。そして、対戦相手のナショナルズは、4月15日にホームでDバックスと対戦し、42番のジャージでプレー済みではありました。ただ、この時、オルタネイトのネイビーを着用していたのです。よって、ここは両チーム揃えられるということでこの日に着用となった次第です。この辺のスケジュール調整はさすがMLBはうまいですね。

初回から100mph、スライダー93mph

 今日のジェイコブ・デグロムはまたすごかったですね。東海岸のナイトゲームで寒い夜だったはずですが、初回からガンガン行っていました。

 1番のアンドリュー・スティーブンソン、2番のジョシュ・ハリソンを連続三振。ゲーム初球が99.6mph(160.29mph)です。1回表だけで100mph超えは4球!そしてスライダーがなんと93mph(149.66kmh)。レベルが違うというのはこのことですね。

この日、デグロムがやったこと

 この日、デグロムがやったことをまとめてみると、このような感じです。

【1】シャットアウト勝利

 ジェイコブ・デグロムはこの日、キャリア2度めとなるコンプリート・ゲーム(完投)、シャットアウト勝利を達成。前回は2016年の時でした。

【2】パーソナルベストの15K/Game

 そしてこの日奪った奪三振数は15個。これはパーソナル・ベストとなります。そしてBBはありません。

【3】開幕4戦の最多奪三振

 そしてこれがすごいのですが、この日開幕から4戦目のスタートとなったジェイコブ・デグロムですが、開幕4戦の奪三振数が歴代NO.1となりました。

 ジェイコブ・デグロムの今季の登板の三振ログはご覧の通り。

  1. 4/5 @ PHI : 7 SO
  2. 4/10 vs MIA: 14 SO
  3. 4/17 @ COL: 14 SO
  4. 4/23 vs WSH: 15 SO

 そして歴代の開幕4戦の奪三振ランキングはこちら。

開幕4戦での歴代奪三振数ランク
  1. ジェイコブ・デグロム (NYM) 2021:50
  2. シェーン・ビーバー (CLE) 2021: 48
  1. ノーラン・ライアン (LAA) 1978 : 48

【4】100mph超えが8球

 ついつい、ファストボールの速さを気にしてしまうのはお許しください。これだけ糸を引くような、画面からでも伝わる剛球を見ると、やはりフォーカスしたくなります。この日、100mph超えは計8球。MAXは101mph(162.5kmh)。102mphとも言われていますが、一応、公式のスコアで101となっているのでそれを採用します。もう102でいいかもしれませんけどね。これは初回、2番のジョシュ・ハリソンの時に出ました。

 100mphにヒットせずとも、ファストボールは99.X mph、あるいは98mph台の投球がほとんどです。

【5】称賛!!19者連続アウト

 この日、ジェイコブ・デグロムが許したヒットは2安打。2回にスターリン・カストロにシングル、3回にアンドリュー・スティーブンソンから二塁打。そしてアンドリュー・スティーブンソンの二塁打を最後に、3回の2アウト目から9回表の最後のアウトまでなんと19者連続アウト!圧巻です。これはかなり称賛してもし尽くせない内容かと思います。

 なお、6回と7回は6者連続三振を奪っています。

【6】先制点はデグロムの二塁打

 すごかったのは投球だけではありません。バットもすごいです。この日、ナショナルズ先発のエリック・フェッド(Erick Fedde)の前に苦しんだメッツ打線。

エリック・フェッドは、28才の右腕。2014年のナショナルズの1巡目指名。2017年にデビューを果たすもその後、伸び悩みこのゲーム前までは通算9勝12敗。

 5回表、1アウト後にJ.D.デービスが死球、ジェフ・マクニールが四球で出塁。1アウトランナー1、2塁のチャンスとなったところで回ってきたのはジェイコブ・デグロム。デグロムは2球目のスライダーをきれいにLFに弾き返し、これでJ.D.デービスが生還して1点を先制。自らのバットで先制点を叩き出したのした。この回は、2アウト後に、ブランドン・ニモにもシングルが出て、メッツが3−0とリード。

【7】2安打で打率は.545

 先制点を叩き出したジェイコブ・デグロムですが、8回に回ってきた打席でもシングルを放ち、この日は、4打数2安打1打点。

 過去3試合の登板時には、計7打数4安打を記録しており、この日のゲーム終了時の打率はなんと、.545! ちなみにOPSは1.182をマーク。

 まさに二刀流の活躍です。

エラーはゼロ

 デグロムのことばかり書いてきましたが、打線にもう少し奮起を促したいというのもあるのですが、このゲーム、メッツのディフェンスはエラー0。前に飛ぶボールも少なかったのもありますが、しっかり守っていることは明記しておきたいと思います。

 ジェイコブ・デグロム、どこまでいくのでしょうかね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB Awards 2025】ゴールドグラブ賞が決定!ボビー・ウィット(SS)、PCA(OF)らが受賞
【2025WS_7】山本由伸が世界一の投手に!ミゲル・ロハスが同点HR、ウィル・スミスが勝ち越しHRを放つ!
【2025WS_6】ウォールにボールが!ドジャースが大ピンチを凌いで決戦に持ち込む!ムーキーもタイムリー
【2025WS_5】トレイ・イェサベージ、ドジャースをも封じる!7回、3ヒッター、12K!
【2025WS_4】ついに大谷がワールドシリーズで二刀流を披露!7回途中で6Kと力投するも黒星
【2018 & 2025WS_3】ムーキー、マンシー、カーショウがキャリア2度目のWSでの延長18回を経験!
【2025WS_3】延長18回、大谷が9打席!しかも2HR、2ダブル、5BB !
【2025WS_3】フレディー・フリーマンがまたもWSでサヨナラHR!佐々木、ウィル・クラインらの好投に報いる!
【MLB2026】オリオールズの新監督にクレイグ・アルバナズが就任!CLE躍進の立役者
【2025WS_2】山本由伸が強打のブルージェイズ打線を相手に完投!2試合連続完投&20人連続アウト!
【2025WS_1】大谷が記念すべきワールドシリーズ初HRを放つ!このシリーズはメイソン・フラハーティーとの対決に注目!
【2025WS_1】ブルージェイズ、6回にGSを含む9得点で大勝!ドジャースは継投に失敗
【MLB2026】ブルワーズGMのマット・アーノルドがPresident of Baseball Operationsに昇格
【MLB2026】ジャイアンツが大胆な監督交代!テネシー大のトニー・ヴィテロ氏を起用!
【MLB2026】エンゼルスの新監督はカート・スズキに決定!
【2025ALCS_7】ジョージ・スプリンガーが殊勲の逆転3ランHR!ブルージェイズがワールドシリーズへ進出!
【2025ALCS_6】ブルージェイズ、2HRとイェサベージの好投でGm7へ!マリナーズはDP3つと運なし
【MLB移籍2026】アストロズ、豪腕のネイトピアソンと1年契約で合意へ!先発へ転向
【2025NLCS_4】大谷がまた伝説を作る!投手で6回シャットアウト&10K+打者で3HR!しかもWS進出!
【2025ALCS_5】シアトルが揺れた!マリナーズが8回裏にユーヘイニオのグランドスラムで逆転勝利!
【2025NLCS_3】ドジャース、ミズロウスキーから勝ち越し!佐々木で逃げ切ってWSへ王手!
【2025ALCS_4】M・シャーザー、鬼の形相で5イニング超え!ブルージェイズ、11安打8得点で勝利
【2025ALCS_3】ブルージェイズ、猛打復活!18安打(5HR)、13得点でまずは1勝を返す
【2025NLCS_2】山本がポストシーズン完投の偉業を達成!大谷もタイムリーを放って援護!
【2025_NLCS1】ブレイク・スネルが8回、1ヒッター、10Kの好投でドジャースが先勝
【2025_ALCS2】マリナーズ、”その瞬間をつかむ”!3HRで連勝!ホルヘ・ポランコがまたもや殊勲!
【MLB2025】2019年以降、勝者が4度WSに進出、うち3度制覇!踏み台のようになってきたブルワーズのポストシーズン
【2025ALCS_1】ブライス・ミラーが好投!カル・ロリーにもHRが出たマリナーズが勝利
【2025NLDS_5】ブルワーズが中盤を制して勝利!カブスは鈴木がミズから完璧なHRを放つも、追撃ならず
【2025ALDS_5】総勢15投手、計37奪三振!壮絶な投手戦は延長15回でマリナーズがサヨナラ勝ち!
タイトルとURLをコピーしました