ドジャースが5HR!
現地2026年4月6日、東海岸への遠征中のドジャースはワシントンD.C.でナショナルズをスウィープし、この日からトロントでのブルージェイズ戦。スケジュールの妙で2025年のワールドシリーズのリマッチが早くも実現したわけですが、現状のチーム状態を表す結果となりました。
WS Gm8の意気込みのTORだったが・・・
シリーズに先立ち、ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は「ワールドシリーズGm8の準備は整った」と言っていたのですが、言葉とは裏腹に心配ごとの嵐が吹き荒れているブルージェイズ。
ホセ・ベリオス、シェーン・ビーバーそしてトレイ・イェサベージはシーズン前からそれぞれ開幕ILが決定。ローテーションが3枚欠けた状態からの開幕でした。
さらに、ローテーションの1人として期待して獲得したコディー・ポンスは3月31日に右膝のACLを捻挫し、今季はもはやシーズンエンドも示唆されています。
右肘の手術のリハビリ中のリリーバー、イーミ・ガルシアは4月下旬に戻ってくる予定ではありますが、今現在はリリーバーは手薄。
野手の方では2月半ばに左肩関節唇損傷を修復する手術を受けたアンソニー・サンタンデアは復帰まで5-6ヶ月のタイムテーブルと言われており、復帰したとしてもシーズン終盤。
更にショックだったのは、正捕手のアレハンドロ・カークの離脱です。カークは4月3日のホワイトソックス戦でファウルチップをミットに受けて負傷。ミットのポケットに打球が入ったように見えたのですが、相当不運な当たり方をしたようでミット越しに左手親指を骨折したことが判明。手術を余儀なくされました。よって今後は裁定でも1ヶ月は離脱する見込みで、かなり早い復帰で5月半ば、経過次第で2ヶ月以上、離脱するかもしれません。
そんなブルージェイズですので、アスレチックスとの開幕シリーズはスウィープして前年の勢いの良さを見せつけたものの、ロッキーズに負け越し、さらにホワイトソックスにはスウィープされてしまい、かなりの重症。
一方のドジャースは開幕のホームゲーム6試合でわずか23得点しか挙げられず、打線の不振が懸念され、さらに好調だったムーキー・ベッツが右腹斜筋を傷めてIL入り。早くて4月下旬、余裕のあるスケジュールなら5月復帰という具合です。ただし、ワシントンD.C.での週末で打線が爆発。こちらは上り調子であります。
マックス・シャーザーが途中降板
このゲーム、ブルージェイズの先発はマックス・シャーザー。3月31日のロッキーズ戦では6.0 IPで失点1で勝利投手となり、この日は期待されたのですが、いかせん、ボールが走っていなかったですね。1回表のシャーザーの4シームはほとんど92mph台。大谷選手をCFライナーに仕留めたものの、カイル・タッカーには四球を出し、2アウトまで奪うもテオスカー・ヘルナンデスに2ランHRを浴びて2点を先制されます。
ドジャースの先発はジャスティン・ロブレスキー。1回裏、ジョージ・スプリンガーに四球を出した後はデービス・シュナイダーとヴラディーミル・ゲレロ・Jr.を打ち取るも、岡本選手、アーニー・クレメントに連打を許して1失点。よく1点で凌いだという立ち上がりでした。
2回表を無失点に抑えたシャーザーでしたが、ここで緊急降板となりました。3回表のマウンドは左腕のジョシュ・フレミングが上がりました。試合後、シャーザーは右前腕の筋炎で降板したことが明らかに。これはちょっと時間がかかるかもしれません。シャーザーは2.0 IPで被安打2、失点2、ER2、BB 1、SO 2、HR 1という内容でした。
大谷が2試合連続の第3号
3回表、ドジャースはジョシュ・フレミングから大谷選手がシングルで出塁。その後、フレディー・フリーマンが2ランHRを放ち、2点を追加して4-1とリードを拡大。
さらに4回、5回と1点ずつ追加点を上げたドジャースは6回表にジョー・マンティプライから大谷選手がCFへソロHRを放ち、7得点目。打出速度 107.8mph、飛距離 414ft、角度 25度のいいホームランでした。
ダルトン・ラッシングが4-4、HR 2
ただ、この日のドジャース打線にあって主役はダルトン・ラッシングでした。ラッシングは5打席すべてで出塁し、HR 2本を放ち、自身初の4安打試合に。
ドジャースはこのシリーズのGm2に山本投手、Gm3に大谷選手を先発させる予定でその際の捕手はウィル・スミス。ブルージェイズ戦でもラッシングを1試合出場させたかったドジャースはこの日の先発に起用を決めました。ナショナルズとのGm3でも先発したため、2日連続で先発登板するという良い機会に。
そしてラッシングはこのチャンスを最大限に活かし、前日のナショナルズとの8-6ゲームに次いで2夜連続のHRということに。
2025年5月15日にメジャーデビューを果たしたラッシングは、当時のMLBパイプラインでドジャースのプロスペクト・ランキング1位でした。マイナーではどのレベルでも好成績を残したものの、メジャーでは、ウィル・スミスの控えということで出場機会が限られていたため、53試合で打率.204、OBP .258、SLG.324と苦戦。
オフシーズンにはスイングを調整。毎日打席に立たなくてもいつものリズムを取り戻して打席に入れるように改善しました。2025年は週に2回の頻度で捕手として先発出場しており、今シーズンも同様の頻度で進みそうですが、デーブ・ロバーツ監督は「今年はダルトンにとって、より多くの打席に立ち、より多くのイニングを捕手として過ごす良い機会になると思う」と語っている通り、2025年よりは出場機会も増えそうです。今季はベン・ロードベットもおりませんから。

ラッシングはここまでのところ、9打数6安打(打率.667)で、大谷選手、フリーマン、アンディ・パヘスと並んでチーム最多本塁打の3本を記録。非常に好調なシーズン・スタートとなっています。
このまま怪我なくフルシーズンを戦えれば、さらなる飛躍も望めそうです。
この日、ドジャースはテオスカー・ヘルナンデス、フレディ・フリーマン、大谷選手、そしてダルトン・ラッシングの2本で計5HRを記録。ドジャースは今回のロードトリップでここまで45得点をマークし、これは1900年にフィリーズとレッズがともに49得点を記録して以来、ロードゲーム最初の4試合で最多得点です。
今季もドジャースはさすがですね。
お読みいただき、ありがとうございました。



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