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【MLB2025WM】ドラフト・ロッタリーはホワイトソックスが2026年ドラフトのNO.1ピックをゲット!

2025ウィンター・ミーティング

 現地2025年12月9日、ウィンター・ミーティングの3日目、2026年ドラフトのオーダーを決めるドラフト・ロッタリーが行われ、ホワイトソックスがNO.1ピックを射止めました!

ドラフト・ロッタリーとは? 

目的

 ドラフト・ロッタリーの大きな目的は翌年のドラフト上位指名を睨んでのタンキングを防止するため。タンキングとは戦力補強を行わずに下位に甘んじるのを良しとする態度のことで、MLBはドラフト上位選手がいるクラブがやはり優勢です。

 ドラフト上位選手は入団時に多額のサイニング・ボーナスを払うとは言え、FA選手を補強するよりは断然安いです。要は安上がりにチームを強化するために行われていたタンキングを阻止するのがこの制度の大きな目的です。

ルール

 まずはポストシーズンを逃した「ノン・ポストシーズン」の18クラブで全体1位から6位までのロッタリーが実施されます

 こちらはシーズンの成績でオッズが決められ、シーズン成績が振るわなかったクラブのオッズは高めとなっております。しかし、制度目的にある通り、オッズ通りに全体6位まで決まらないのがこの制度のキモでもあります。

 その後はロッタリーに外れた、ノン・ポストシーズンの12クラブが全体7位から18位までを勝率の低い順から指名。

 そしてポストシーズンに進出したクラブが、敗れた順番で指名オーダーに入ります。

 まとめるとこのような感じです。

  • Picks 1-6: ノン・ポストシーズンの18クラブでロッタリー(オッズあり)
  • Picks 7-18: ノン・ポストシーズンでロッタリーに外れたクラブが前年の勝率の悪い順から指名
  • Picks 19-22: ワイルドカード敗者
  • Picks 23-26: ディビジョン・シリーズ敗者
  • Picks 27-28: チャンピオン・シリーズ敗者
  • Pick 29: ワールドシリーズ敗者
  • Pick 30: ワールドシリーズ勝者

 そしてポストシーズン進出の12クラブの中の19位から30位までの指名順は、PSから脱落した時期とレベニュー・シェアリングの受領有無によって変わってきます。

2025-26 ロッタリーに向けたオッズ

 しかし、勝率が低いからと言って必ずしもロッタリーに参加できるという訳ではありません。

  1. ラージマーケットのクラブ (=レベニュー・シェアリングを受けていないクラブのこと)は、連続してロッタリーに参加できせん(次の年はロッタリーから除外)。
  2. スモール・マーケットのクラブ(=レベニュー・シェアリングを受けているクラブ)は、3年連続でロッタリーに参加することが禁止されています(2年連続までならOK)。

 資格なしとなった場合の最高順位は10位です。

レベニュー・シェアリングの受領クラブ

  • (AL)オリオールズ、レイズ、ガーディアンズ、タイガース、ロイヤルズ、ツインズ、マリナーズ、アスレチックス
  • (NL)マーリンズ、ブルワーズ、レッズ、カージナルス、パイレーツ、Dバックス、ロッキーズ

2024 贅沢税の基準額237Mドルを超えたクラブ

  • (AL)ブルージェイズ、ヤンキース、レッドソックス、アストロズ、レンジャーズ
  • (NL)フィリーズ、メッツ、ドジャース、パドレス
このうち、2025年の基準値1 MからM(=1M以上)を超過

ドラフト最高順位が10個下がる

  • ブルージェイズ、ヤンキース、フィリーズ、メッツ、ドジャース

 ただしノンプレーオフのメッツが抽選で上位6位以内を獲得した場合、その指名権は維持され、代わりに2巡目指名権が10位下がる。

レベニュー・シェアリングを受領しておらず & 贅沢税閾値内

  • (AL)ホワイトソックス、エンゼルス
  • (NL)ブレーブス、ナショナルズ、カブス、ジャイアンツ

過去3年のロッタリー結果

Pick2022 WM
(2023ドラフト)
2023 WM
(2024ドラフト)
2024 WM
(2025ドラフト)
1パイレーツガーディアンズナショナルズ
2ナショナルズレッズエンゼルス
3タイガースロッキーズマリナーズ
4レンジャーズアスレチックスロッキーズ
5ツインズホワイトソックスカージナルス
6アスレチックスロイヤルズパイレーツ

本来のオッズ(ロッタリー前)

 ロッタリーが行わる前のオッズです。

#OddsTeam2025
W-L
Win%TAX
(参考)
RS資格
127.73%ホワイトソックス60-102.370
222.18%ツインズ70-92.432受領
316.81%パイレーツ71-91.438受領
49.24%オリオールズ75-87.463受領
56.55%アスレチックス76-86.469受領
64.54%ブレーブス76-86.469
73.03%レイズ77-85.475受領
82.35%カージナルス78-84.481受領
91.85%マーリンズ79-83.488受領
101.51%Dバックス80-82.494受領
111.34%レンジャーズ81-81.500
121.01%ジャイアンツ81-81.500受領
130.84%ロイヤルズ82-80.506受領
140.67%メッツ83-79.512
150.34% アストロズ87-75.537
160%ロッキーズ43-119.265受領X
170%ナショナルズ66-96.407X
180%エンゼルス72-90.444X
  • ロッキーズは2024年と25年のドラフトで抽選指名権を獲得したため、2025年の抽選対象外(2年連続で抽選指名権を得られない)
    • 資格なしとなった場合の最高順位は10位です。
  • ナショナルズとエンゼルスはラージマケットのクラブ、「レベニュー・シェアリングを支払う側」であり、支払う側のクラブは連続して抽選指名権を得られない。ともに2024年にロッタリーに当たっている。

2025-26 結果

#結果元のオッズの順位
1ホワイトソックスホワイトソックス
2レイズツインズ
3ツインズパイレーツ
4ジャイアンツオリオールズ
5パイレーツアスレチックス
6ロイヤルズブレーブス
7オリオールズレイズ
8アスレチックスカージナルス
9ブレーブスマーリンズ
10ロッキーズ(資格なし)Dバックス
11ナショナルズ(資格なし)レンジャーズ
12エンゼルス(資格なし)ジャイアンツ
13カージナルスロイヤルズ
14マーリンズメッツ
15Dバックス アストロズ
16レンジャーズロッキーズ
17アストロズナショナルズ
18※メッツが入らなかったエンゼルス

 ホワイトソックスがNO.1ピックを決めました。跳ねたのはレイズでもともとは7位でしたが、全体2位を射止めております。

 2023/2024年のウィンター・ミーティングで2024/2025年ドラフトの上位6位以内を2年連続で獲得していたロッキーズは資格無しの最高順位である全体10位を指名。ナショナルズとエンゼルスはレベニュー・シェアリングを支払う側で、2025ドラフトでともに6位以内をゲットしていたので、今季はともに資格なし。勝率の低いナショナルズが11位、エンゼルスが12位に。

 贅沢税で$40M以上超過のメッツはノンポストシーズンゆえに上記のカテゴリーに入りましたが、NO.6までに入らなかったのでドラフトの最高順位は当初通り10個下がります。

NO. 18以降

 ポストシーズンの敗退が早い方から。

  1. レッズ
  2. ガーディアンズ
  3. レッドソックス
  4. パドレス
  5. タイガース
  6. カブス
  7. マリナーズ
  8. ブルワーズ
  9. ブレーブス (PPIに該当。Prospect Promotion Incentive pick でドレイク・ボールドウィンがNL ROYを受賞したため)
  10. メッツ(Round1が10個ずれました)
  11. アストロズ (PPIに該当。Prospect Promotion Incentive pick。ハンター・ブラウンがALサイ・ヤング賞3位に入ったため)
  12. ガーディアンズ (Competitive Balance A)
  13. ロイヤルズ (Competitive Balance A)
  14. Dバックス(Competitive Balance A)
  15. カージナルス (Competitive Balance A)
  16. オリオールズ (Competitive Balance A)
  17. パイレーツ(Competitive Balance A)
  18. ヤンキース (Round 1/ 10位繰り下げ)
  19. フィリーズ (Round 1/ 10位繰り下げ)
  20. ロッキーズ (Competitive Balance A)
  21. ロッキーズ (Round 2)
  22. ブルージェイズ (Round 1/ 10位繰り下げ)
  23. ドジャース (Round 1/ 10位繰り下げ)

 2巡目 は今回は37位でロッキーズが入っていますが、贅沢税上の罰退がその後ろに控えていたというちょっと変わった順位となりました。2巡目からは勝率の低い順から高い順に流れて行きます。その他のラウンドは省略。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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