スポンサーリンク

【MLB2025】ジェイコブ・デグロム、MLB最速でキャリア1,700奪三振を達成!ダルビッシュ、R・ジョンソンを抜く!

デグロムが奪三振のマイルストーンを達成

 現地2025年5月4日、テキサス・レンジャーズのジェイコブ・デグロムはマリナーズとの3ゲームシリーズのGm3に登板。5イニングを投げて被安打3、失点1,自責点1、BB 2、SO 3を記録し、今季2勝目をマーク。

MLB Gameday: Mariners 1, Rangers 8 Final Score (05/04/2025)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone inf...

 このゲーム前までに1699奪三振を記録していたジェイコブ・デグロムは1回表に2番DHで出場していたホルヘ・ポランコからスライダーで見逃し三振を奪い、見事にキャリア通算1,700奪三振を記録しました。おめでとうございます!

史上最速の達成

 ジェイコブ・デグロムの1,700奪三振は少なくとも1901年以来でMLB史上最速での達成。

#PitcherGames
1ジェイコブ・デグロム225
2ダルビッシュ有230
2ランディー・ジョンソン230

 これまではダルビッシュ投手とランディー・ジョンソンの230試合での達成でしたが、ジェイコブ・デグロムは225試合での達成。

 デグロムの史上最速でのマイルストーン達成もすごいですが、改めてダルビッシュ投手がこれまで史上最速タイを記録していたこともすごいですね。

N・ライアンは?

 ちなみに、キャリア最多奪三振はノーラン・ライアンの5,714で、もはや誰も破ることはできない記録だと思われますが、そのノーラン・ライアンでさえキャリア1,700奪三振は287試合での達成(1975年7月4日)でした。

4連敗でストップ

 レンジャーズはこのゲームの前までアスレチックスとのGm2、Gm3、マリナーズとのGm1、Gm2に敗れ4連敗中でした。

 ジェイコブ・デグロムは4連敗が始まる前の4月29日のアスレチックス戦でも勝利。2連勝となっており、メッツ在籍時の2022年8月7日と13日以来となる連勝を飾っています。

 なお、レンジャーズはデグロム登板日だけなぜか打線が爆発し、4月29日は15得点、この日は8得点を奪っております。

TEX、攻撃コーディネーターを解任

 4連敗中だったレンジャーズは4戦で3得点しか奪えておらず、シーズン打撃成績は.228でMLB 25位(現地2025年5月4日時点)。 

 そんなレンジャーズは現地2025年5月4日、デグロムが勝利を飾ったあとにドニー・エッカー(Donnie Ecker)攻撃コーディネーター(offensive coordinator)を解雇しました。

 オフェンスには定評のあったレンジャーズですが、現地2025年5月4日時点で113得点しか奪えておらず、これはアメリカン・リーグ最下位。

 編成トップのクリス・ヤングは、長時間の話し合いの結果、「ディビジョン優勝とポストシーズン進出という目標を追求する上で、打者に新しい声を提供する適切な時期だった 」と語り、ドニー・エッカー解雇の背景を説明しました。

 39歳のドニー・エッカーは、2021年11月1日に雇われ、攻撃コーディネーターとして4シーズン目を迎えていて、2023年にはレンジャーズ史上唯一のワールドシリーズ制覇にも大きく貢献していました。

 レンジャーズの打撃部門のコーチはヒッティング・コーチがジャスティン・ヴィエール(Justin Viele) 、アシスタント・ヒッティング・コーチがセス・コナー(Seth Conner)。この二人は現時点では残っておりますが、クリス・ヤングは打撃部門に関してテコ入れをすると発表していますので、今後のコーチ陣の人事も注目です。

 しかし、こんなに打てないレンジャーズ打線というのも珍しいですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】今永が左ハムストリングスを痛めて降板!カブスは今永降板後に失点して敗戦。
【MLB2025】ジェイコブ・デグロム、MLB最速でキャリア1,700奪三振を達成!ダルビッシュ、R・ジョンソンを抜く!
【MLB2025】佐々木朗希がメジャー初勝利!大谷も第8号援護HR!
【MLB2025】レッドソックス、トリストン・カサスのシーズン・エンドで1Bをどうする?
【MLB2025】3月/4月のPOM(Player of the Month) が決定!山本由伸がNL最優秀投手賞に
【MLB2025】タイガースが前田健太投手をDFAに
【MLB2025】ロッキーズが勝利!チェイス・ドーランダーがクリス・セールとの投げ合いに勝利!
【MLB2025】大谷、ウィメンズナイトでリードオフHR!S・アルカンタラから強烈な一発!
【MLB2025】菅野、初のスコアレス登板の相手はヤンキース!セドリック・マリンズも好捕で援護
【MLB2025】このギャップ!緊迫した展開の幕切れはまさかのリトルリーグ・エラー(TEX@SFG)
【MLB2025】ジャレン・デュランがホームスチールを決める!ジャコビー・エルズベリー以来、16年ぶり
【MLB2025】コリン・レイ(カブス)、先発転向3試合でERA 1.35! J・スティール離脱の穴を埋める
【MLB2025】ポール・スキーンズ、山本との投げ合いを制す!ドジャースは打線が沈黙して3連敗
【MLB2025】絶好調のPCA!2試合連続HRを含むRBI 7、盗塁2でドジャース戦の連勝に貢献
【MLB2025】エンゼルスがイアン・アンダーソンをDFAに
【MLB2025】UCLを傷めていたトリストン・マッケンジーが手術回避の結果、DFAに
【MLB2025】エンゼルス、3点ビハインドの9回裏に大逆転!ジョー・アデルがサヨナラ安打を放つ
【MLB2025】ギャレット・クロシェ、ERAが1.13に!BOSはカサスのサヨナラ安打でCWSに勝利
【MLB2025】パヘスがまたもHRを強奪!佐々木は6回を投げきるも、最後に笑ったのはレンジャーズ!
【MLB2025】山本、デグロムとの投手戦を制す!またもエドマンが殊勲の一打
【MLB2025】大谷がパタニティー・リストで欠場へ!E・ロザリオがロスター入り(朗報あり!)
【MLB2025】レンジャーズのクマール・ロッカーがメジャー初勝利をマーク!
【MLB2025】スペンサー・ストライダーが復帰!最速で通算500奪三振を記録
【MLB2025】ホームラン単独トップ(8号)のA’sのタイラー・ソーダーストロムとは?
【MLB Injury 2025】クリス・ブライアントがILへ。復活の道は遠し。ロッキーズの経営にも大きく影響
【MLB2025】パドレス、3試合連続でロッキーズをシャットアウト!圧巻の成績で高品質ゲームを連発中
【MLB2025】ミゲル・ロハス、ドジャース投手陣のモノマネで球場を沸かせる
【MLB2025】アンディー・パヘスがGSを強奪!佐々木は最長5回を投げきるも、ドジャースは大敗!
【MLB2025】試合を決めたのはまたしてもトミー・エドマン!ドジャースは山本も輝き、ホーム10連勝を達成
【MLB2025】 コナー・ウォンの小指骨折を受け、レッドソックスがヤスマニ・グランダールを獲得!
タイトルとURLをコピーしました