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【MLB2025】ドジャースが地区優勝を決める!山本は12勝、大谷は54号!

大苦戦のシーズンとなるも、それでも90勝をクリアー

 現地2025年9月25日、地区優勝まであと1つと迫ったドジャースはDバックスとの今季最終戦に臨み、8-0と快勝。さすがにこの日は大どんでん返しもなく、すんなりと地区優勝を決めました!

13シーズン中、12シーズンで地区優勝!

 ドジャースはこれで2022年から地区4連覇を達成。2021年はジャイアンツに一度タイトルを譲ったものの、2013年から数えて13シーズン中、12シーズンで地区優勝というとんでもない成績を残しております。

ブレーブスに迫る記録

 なお、上には上がおり、MLBの地区優勝の連覇記録はアトランタ・ブレーブスが持っており、1995年から2005年まで11連覇を達成。さらにブレーブスは1991年から2005年まで15シーズン中、14シーズンで地区優勝を飾っております(1994年はストにより未決定)。この時期、ブレーブスにはグレッグ・マダックス、トム・グラビン・ジョン・スモルツ、そしてチッパー・ジョーンズらがおりました。

 ドジャースは今季、本当に苦しみ、長期のけが人が多数出て翼をもがれた状態でしたが、それでも90勝を達成です。この戦力が最大化すればいったいどうなるのか、恐ろしいくらいですね。

山本、ようやく報われる!

MLB Gameday: Dodgers 8, D-backs 0 Final Score (09/25/2025)
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 Dバックスはこの日はブルペン・デーで左腕のジャレン・ビークスが先発。元レッドソックスでもありますが、実力が伴ったのはレイズに移籍してから。左腕を隠す工夫した投げ方はまさに「レイズ産」。

 一方、ドジャースは山本由伸投手が先発。

山本の時に打線が沈黙

 山本投手と言えば直近ではニア・ノーヒットノーランがありました。あれは見るだけで辛い事実ですが、あの登板以降、山本投手が投げるとドジャース打線が沈黙するというケースが頻発しておりました。

  • 9/6 BAL戦:9回2アウトまでノーヒット・ノーランを継続するも、2アウトからHRを打たれ、大記録ならず。その後、ひっくり返されて3-4で敗戦。打線は山本投手登板時は3得点。
  • 9/12 SFG戦:7回、1ヒッター、1失点。打線は7回表にようやく1点を上げ、1-1のスコアで降板。さらにチームは延長で失点し、1-5で敗戦。
  • 9/18 SFG戦:5.1 IP、1ヒッター、スコアレス、BB 6。降板後に打線は2点を上げて2-1で勝利

 このように勝利投手の権利を持って降板したのはあのノーヒッターが崩れた日のみで、2連続で援護がなかったのです。

 そんな中、山本投手は6イニングを被安打4、スコアレス、BB 2、SO7とまとめ上げ、大事なゲームで素晴らしい仕事をしました。

 山本投手はシーズン200Kを達成しております!!

大谷が54号で援護

 この日はさすがに優勝が決まる試合でしたから打線も援護。

 2回表、先頭のフレディー・フリーマン、そしてピッチャーが代わった後にアンディー・パヘスがBack to Backで HRを放って2点を先制。

 さらに1アウト満塁で大谷選手に回りましたが、ここは三振。しかし、ここをムーキー・ベッツが2点タイムリー・シングルを放ってカバーし、4-0とします。

 そして、4回表、先頭のキケ・ヘルナンデスが2ベースで出塁すると、ダルトン・ラッシングが進塁打を放ち、キケは3塁に。ここでバッターは大谷選手。大谷選手は2番手ナビル・クリスマット(Nabil Crismatt )のチェンジアップをうまく拾い、これが右中間スタンドに入るHRに!今季第54号HRは昨年の記録と並びました。54本塁打は昨年の時点でフランチャイズ・レコードでしたので自らタイ記録を作ったことになります。

9月は投打で圧倒!

 大谷選手の9月の打席成績は.306/.422/.729、OPS 1.151、HR 9、RBI 16。投手としても3度の先発でいずれも好成績を残しており、14.2 IPでスコアレス、18 SOをマーク。この事実、驚異的ですね。

フリーマンも2HR

 そして大谷選手のHRの後は、テオスカー・ヘルナンデスを1塁に置いてフレディー・フリーマンがこの日2本目となる2ランHRを放ち(23号)、ドジャースはこの回、4得点。

 序盤4イニングで8−0とし、早々にゲームを決めました。

 7回裏からは2番手でタナー・スコットが登場。ベンチは気負わなくてもいい状況で起用し、立ち直りのきっかけを作りました。そのスコットは1イニングをパーフェクトに抑え、久々に伸び伸び投げられたのではないでしょうか。

 8回裏にはウィル・クラインを投入し、被安打1だったものの2三振を奪う好投。プレーオフでも投げるかもしれませんね。

 9回裏はアンソニー・バンダが登板し、パーフェクトに抑えてゲームセット。ドジャースが地区優勝を決めたのでした。

WCシリーズからスタート 

 ドジャースは地区優勝したものの、勝率は3位ですので、ポストシーズンではワイルドカード・シリーズからスタートすることになります。

 ワイルドカード・シリーズはワイルドカード枠NO.1とNO.2が対戦。NO.1はカブスでNO.2はパドレス。これはもう決定。ただ、残り3試合でNO.1スポットが入れ替わる可能性があるので、ホームフィールド・アドバンテージの奪い合いは発生。

 地区優勝のドジャースはワイルドカード枠NO.3と対戦。地区優勝のアドバンテージとしてワイルドカード枠で一番勝率が悪いところと当たるという仕組みです。

 このワイルドカード枠のNO.3はメッツとレッズが熾烈な争いを繰り広げております。どちらが来るでしょうか!ひょっとしたら、Dバックスが来るかもしれません。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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