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【MLB2026FA】オリオールズがまた攻勢!ピート・アロンゾと5年/155Mドルで合意!

注目FAのピート・アロンゾはオリオールズへ

 現地2025年12月10日、ウィンター・ミーティング最終日は例年通りルール5ドラフトが行われましたが、そんな中、今オフのFAで再注目の一人であったメッツからFAのピート・アロンゾ(Pete Alonso)のディールが決定。オリオールズに決まりました!

 現時点ではフィジカル・チェックの結果待ちであり、まもなくオフィシャルとなる見込みです。

契約内容

 オリオールズとピート・アロンゾが合意したディール内容は以下。

  • 5年/$155M (2026-30)
    • 限定的なトレード拒否条項あり

 契約にはオプションやオプトアウト条項はないと言われており、額面通りとなる見込みです。この通りならAAV(Average Annual Value)は$31M。

 これはここ数年提示されてきた大谷選手、フアン・ソトそしてヴラディミール・ゲレロ・Jr.らとのメガディールと比較するとおとなしい単価となりますが、それでも本来は$30M/年がラグジュアリー契約の一つの目安であり、大谷選手やソトの単価があまりにも強烈過ぎて、ファンの方もだいぶ感覚が麻痺しているような状態ではりますが、$31M/年はその意味でも割と落ち着いた単価となったと言えるでしょう。

 それでも超がつくほどのラグジュアリー契約には違いありません。

 ピート・アロンゾのエージェントはボラス・コーポレーション。今回のディールでピート・アロンゾのキャリアを通じての大型契約はようやく決着ということになりました。

前回の契約からの流れ

 もう少しお金の話を。2024年オフに初FAとなったピート・アロンゾは2024-25のクオリファイング・オファー(QO)を拒否して、FA市場に参戦。

 ところが、市場からは思ったほどの評価が得られずに半ば妥協する形でメッツと2年/$54M (2025-26)で再契約。年齢的にももう1度市場に出て、メガディールを狙うという意図のあった契約でした。この契約は2年目にプレーヤー・オプションが入っていたため、ピート・アロンゾは今オフに再び市場に出た訳です。

2023: 7年/総額158Mドルを断る

 そもそもピート・アロンゾは2023年6月にメッツから7年/総額$158Mの契約延長オファーを受けていたのです。しかし、この時はこのオファーを拒否。この決断にはかなりの批判が集まり、結果、上述のようにメッツと2年/$54Mで再契約したのでした。

 この2年/$54Mの契約の内訳はサイニング・ボーナスが$10M、20025年のサラリーが$20M、2026年のプレーヤー・オプションは$24Mという内容。言ってみれば、$54Mのうち、$30Mを先にゲットしていたという内容でもあります。

結果的に7年/総額205.5Mドルに達した

 なお、アロンゾは2024年の調停ファイナル・イヤーのサラリーが$20.5M、2025年の実施的なサラリーが上記のように$30M、そして今回のオリオールズとの契約が5年/$155M (2026-30)ですから、これらを合わせると7年/$205.5M(2024-2030)を勝ち取ったことになり、結果的には2023年にメッツから提示された7年/総額$158M(2024-2030)を上回ることになりました。さすが、ボラス・コーポレーションというところです。

通算264HRのピート・アロンゾ

 ピート・アロンゾは2019年のデビュー以来、毎年34本以上のHRを記録。短縮シーズンの2020年においても16本をマーク。

 とにかく、デビュー・イヤーはたまげましたね!53HRを記録しました。

 2019年以降、ピート・アロンゾのHR数264本を超えるのはカイル・シュワーバー(268本)とアーロン・ジャッジ(285本)だけです

FA前の2024年は34HRにダウン

 2022年に37本とやや落ちしたHR数ですが、2022年には40本、2023年には46本を記録。メッツが7年のオファーを出したのはこの年の6月のことでした。そしてFAへのファイナル・イヤーとなった2024年はまさかの34本にダウン。三振も増加し、.240/.329/.459という普通の成績に。

 これによりFA市場で人気が集まらずに、いわば妥協した形でメッツと2年契約で一旦はサイン。ピート・アロンゾはメッツ生え抜きでファンからも人気があるので、再契約を求める声が高かったため、メッツ側も再契約に持ち込む姿勢はありました。

2025年は進化

 2025年は再度市場に出ることを前提に猛烈に撃ちまくり、HR38本、二塁打41本をマーク。.272/.347/.524、wRC+141を記録。7月には一旦不振に陥ったものの、8月1日以降はは239打席でHR 16、二塁打15本、.297/.339/.584(wRC+153)と大いに活躍しました。

メッツ、大砲を失う

 ピート・アロンゾは2025シーズン終盤に上記のように驚異的な活躍を見せましたが、そもそもメッツが今オフの再契約に向けてほぼ動きを見せませんでした。

 ピート・アロンゾ自身もシーズン終了後にすぐにプレーヤー・オプションを行使せずにオプトアウトすることを明言するなど、両者はともに別れる意思を持っていることを感じさせる動きでした。

 なお、メッツはクローザーのエドウィン・ディアスもドジャースに奪われるなど、あまりいい傾向ではありません。

 2025年に大苦戦したマーカス・セミエンをトレードで獲得したのも今のところ、あまりいいディールのようには思えません。

 ひょっとしたらフアン・ソトもそのうち契約の中に含まれているオプトアウトを行使して出て行くことになりそうな流れのように見えます。

オリオールズが積極的

 さて、ピート・アロンゾを獲得したオリオールズですが、実はカイル・シュワーバーのディールにも参加。結果的にカイル・シュワーバーはフィリーズと再契約。そこでオリオールズはシュワーバーがだめならアロンゾだと言わんばかりにすぐにターゲットを変更。そしてしっかりとディールを決めました。オリオールズがFA選手に対してここまで積極的になったのは珍しいことです。

BALは右のHR打者が2人に

 すでにグレイソン・ロドリゲスを出してテイラー・ウォードをエンゼルスからトレードで獲得しているオリオールズはこのピート・アロンゾを獲得したことで、HRを打てる右打者が二人もいるとことになりました。テイラー・ウォードも2025年は35HRを記録。

 2025年、オリオールズは左投手に対して.231/.297/.364と苦戦。これは同地区にギャレット・クロシェ、マックス・フリードがいたことも影響している数字ですが、今オフはそのウィーク・ポイントを補強しているという動きです。故障がちですが、タイラー・オニールもまだおりますからね。彼もヘルシーならかなり強力。そもそも左打者はガナー・ヘンダーソンをはじめ、コルトン・カウザー、ジャクソン・ホリデーなど良い打者が揃っていますので、打線に凹みがなくなりました。

先発ローテーションも狙う

 オリオールズは投手の面でもクローザー候補のライアン・ヘルスリーを獲得済み。このオフはかなり積極的です。

 これから今オフのそもそもの補強ポイントであった先発ローテーション獲得にも動きそうです。

オリオールズのサラリー

 ピート・アロンゾの5年/$155Mの契約はオリオールズ史上2 番目に大きなディールで、最大のディールは左打者のクリス・デービスと結んだ 7年/$161M。これはもう大失敗に終わりましたが、そもそもオリオールズは贅沢税とは関係のない立ち位置です。

 2025シーズンの40manロスターの贅沢税上のサラリーも約$177M。

 2026年も今のところ、ピート・アロンゾの$31M/年を加算しても$178M強とまだまだ基準値の$244Mには余裕があります。現オーナーの財布がどこまでゆるむかわかりませんが、資金さえあれば、さらなる補強も可能です。

 オリオールズ、これから誰を狙うのか、注目ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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