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【INJURY2020】若手にトミージョンが続出!A・ムニョス(SDP)、T・ビーズ(SFG)、J・ウェンツ(DET)が手術へ

期待の若手にトミージョン手術が続発

 先日、レッドソックスのエース、クリス・セールがトミージョン手術を行うことが決定しましたが、彼の場合、長年の疲労が蓄積したことが原因です。またさらに背中を押したのが2020シーズンの開幕が遅れること。キャリア終盤にかかろうとするタイミングでのトミージョン手術は勇気のいる決断になりましたが、2020年3月後半に差し掛かったところで、期待の若手達も続々とトミージョン手術を行うニュースが入っています。

 まずはパドレスの豪腕、アンドレ・ムニョスから。

アンドレ・ムニョス(SDP)

 ハードスロー・リリーバーとしてすでにメジャーデビューしているアンドレ・ムニョス( Andres Munoz )ですが、現地2020年3月20日、トミージョン手術を行うことが決まりました。

2019デビューで100mph連発

 アンドレ・ムニョスの手術が残念なのは、100mph連発の豪腕ぶりが見られなくなることです。2019年、20才でメジャーデビューしたムニョスは、22試合、23.0イニングに登板し、1勝1敗、ERA3.91を記録。 SO9が11.7、BB9が4.3。まだまだストライクとボールがはっきりしているケースが多い投手ですが、やはり魅力はその球威。HR9が0.8を記録していることから、やはりこのハードスロー・ライティーはボールの威力が抜群です。

 流れを変えたい時にマウンドに上げたい投手でしたので、彼の離脱はファンとしても残念ですし、パドレスにとっても痛手。

パドレスのリリーバー

 レイズからエミリオ・パガンを獲得したことでセットアップのポジションは盤石ですが、もう一枚、ムニョスがいればかなりかなり厚かったですね。

  • カービー・イェーツ(CL)
  • エミリオ・パガン
  • ドリュー・ポメランツ(L)
  • クレイグ・スタメン
  • マット・スタラム(L)
  • ピアース・ジョンソン
  • ハビー・ゲラ
  • ホセ・カスティーヨ(L)
  • ミシェル・バイエス
  • エイドリアン・モレホン(L) など

パドレスはレジー・ローソンもTJ

 なお、パドレスはスターター候補の右腕、レジー・ローソン(Reggie Lawson)もトミージョン手術となっています。

 レジー・ローソンは未デビュー。今スプリングトレーニングでは40manロスターではなかったものの、NRI(ノンロスター・インバイティー)としてメジャーのスプリングトレーニングに招待されていました。

 現時点で22才の右腕は2019シーズンはダブルAで3勝1敗、ERA 5.20。秋にはAFL(アリゾナ・フォール・リーグ)にも参加。1勝0敗、ERA0.82と期待できる内容だっただけに、ちょっと残念です。

タイラー・ビード(SFG)

 サンフランシスコ・ジャイアンツのローテーション投手、タイラー・ビード( Tyler Beede)もトミージョン手術を行うことをファーハン・ザイディ氏社長が正式に発表しました。ビードの決断はセカンドオピニオンも聞いた上での決断です。

 復帰は15ヶ月目処で考えている模様です。

 タイラー・ビードは2019シーズン、22スタートを任され、5勝10敗、ERA 5.08。今季もジャイアンツのローテーションの一角を担うことになっていたので、ザイディ社長しても頭の痛いところです。

ジャイアンツのローテーション

 タイラー・ビードの離脱によりジャイアンツのローテーションはご覧のメンバーで回すことになりそうです。

  1. ジョニー・クエト
  2. ジェフ・サマージャ
  3. ケビン・ゴーズマン
  4. ドリュー・スマイリー(LHP)

 そして、5番目のポジションをローガン・ウェブ、タイラー・アンダーソン(L)、デレック・ロドリゲス、タイソン・ロスで争います。

ジョーイ・ウェンツ(DET)

 タイガースの左腕、ジョーイ・ウェンツ(Joey Wentz)も現地2020年3月18日、トミージョン手術を行うことになりました。復帰まで14から16ヶ月。

TDLでタイガースへ

 ジョーイ・ウェンツは2016アマチュア・ドラフトでブレーブスから1巡目指名を受けた左腕。全体順位40位でした。2019年はブレーブスのダブルAで投げていましたが、トレードデッドラインでブレーブスがタイガースからシェーン・グリーン(Shane Greene)を獲得したトレードでタイガースに移籍。タイガース移籍後もダブルAに所属。

  25.2イニングを投げ、ERA 2.10、 BB9 1.4、SO9 13.0という素晴らしい成績を上げていました。

 順調に成長していたのですが、今スプリングトレーニングに突然、前腕部に違和感を覚えて投球をストップ。診断の結果、トミージョン手術に踏み切ることとなりました。

 ジョーイ・ウェンツは今季22才のシーズンで、5年目を迎えます。

ルール5ドラフト対象選手になるが

 メジャー未デビューで当然40manに入ったことのないジョーイ・ウェンツはこのままいけば2020ウインターミーティング最終日に開催されるルール5ドラフトの対象選手になります。

 トレードで移って来たので同一クラブ所属ではありませんが、在籍5年を経過するので、指名対象となります。タイガースが手術を理由にプロテクトするかどうかがポイントになります。怪我にタイミングも何もありませんが、ちょっと微妙な時期でのトミージョン手術となりました。

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