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【MLB移籍2019】ブルワーズがY・グランダールを獲得!S・ミラーはTEXに決定

決定ディール2つ

現地2019年1月9日の状況です。ディールが2つほど決まっております。

まずは大きい方のトピックからです。

ブルワーズが予算増額

まさかブルワーズとは!と、驚かれた方が多いのではないでしょうか。私も驚きました。

ドジャースからFAとなっていた捕手のヤズマニ・グランダール(Yasmani Grandal)がブルワーズと合意しました。現在はフィジカル・チェック待ちです。

内容は1年1,825万ドル。

これにより、2018年のポストシーズンで活躍したマニー・ピーニャ(Manny Pina)とエリック・クラッツ(Erik Kratz.)はバックアップということになります。

経緯

ヤズマニ・グランダールは12月にドジャースから出されたクオリファイング・オファーを拒否。金額は1,790万ドルでした。また、メッツとうまく行きかけていたものの、4年6,000万ドルの条件が合わずに、メッツはウィルソン・ラモスを獲得しました。

ドジャースはポストシーズンでの成績が気にいらなかったようですし、移籍先はどうなるんだろう?と思っていたところ、ブルワーズが挙手。ブルワーズはどうやら予算を増額したようですね。2018年は100万ドルを切っていたピーニャを正捕手として使いましたが、2019年は19倍ほどの高額捕手となりました。

今回の金額はクオリファイング・オファーに色をつけた金額となりました。ちょっとハイボールを投げすぎましたね。代理人はThe Legacy Agencyです。

ヤズマニ・グランダールとは

ヤズマニ・グランダールは2018年11月に30才になったばかり。キューバ出身で、10才の時にアメリカに渡りました。

高校時から注目の選手で、3年生の時にはオールアメリカに選ばれ、現メッツのトラビス・ダーノーを差し置いてメインのチームの正捕手になっております。そのときのオールアメリカのメンバーにはマディソン・バンガーナー、リック・ポーセロ、ジェイソン・ヘイワードがおりました。

高卒時の2007年にレッドソックスから指名を受けましたが、大学に進学。2010年にレッズから1巡目指名を受け、契約。全体12位でした。

2011年12月、パドレスに移籍。レッズにとっては後に「痛恨のトレード」と言わざるを得ないディールでした。レッズはローテーション右腕のマット・レイトス獲得の見返りに、ヨンダー・アロンソ、ブラッド・ボックスバーガー、エディソン・ボルケス、そしてヤズマニ・グランダールをパドレスに渡したのでした。トレードに出した選手が後に全て当たりだったわけですね。

2012年6月、パドレスでメジャー・デビュー。23才の時です。

2014年12月、ドジャースとパドレス間でマット・ケンプのトレードが発生。この時、ザック・エフリン(現フィリーズ・ローテ投手)、ジョー・ウィーランド(Joe Wieland )とともにドジャースに移籍しました。

そして今回のブルワーズ移籍となります。

スタッツ

MLB通算7年で726試合に出場、打率.240、OBP .341、SLG .441、HR 113本、打点339。キャッチャーでこの打撃成績はすごいですね。

オールスター1度(2015年)、MVP得票22位(2016年)、3シーズン連続20HR以上を達成(2016-2018)。

ベスト・フレーミング・キャッチャー

グランダールは、ストライクとボールの境界線をストライク・コールさせる、いわゆるフレーミング(ストライクゾーンの枠にはめさせるという意味)がとてもうまい捕手です。日本風に言うとキャッチング。古田さんがうまかったですよね。

下記は年度ごとのランキングで、「現役のレギュラークラスの中での順位」です。

  • 2018: 52.2% (8位 )
  • 2017: 50.7% (6位)
  • 2016: 53.9% (2位)
  • 2015: 53.1% (3位)
  • Total: 52.5% (2位 )

図示したのが下の埋め込みです。

今オフ、メッツに移籍となったウィルソン・ラモスとの比較です。再生マークを押していただくと、グランダールとラモスでそれぞれ右バッター、左バッターでフレーミングの違いがわかります。

アニメーションが早くてわかりづらいのですが、グランダールの黄土色の範囲が多いのがおわかりいただけると思います。

フレーミングの違いがよくわかる動画

さらにフレーミングのことがよくわかる動画がありましたので、埋め込ませていただきます。今オフ、早々に移籍先が決まったジェフ・マティス、カート・スズキ、マイク・ズニーノの3人にちなんでアップされた動画です。

Dバックスからレンジャーズへ移籍となったジェフ・マティスの技術を通してフレーミングを解説してくれています。ヤンキースのゲイリー・サンチェスが比較に出されております。せっかくなのに、この動画にはグランダールは登場しません。すみません。

イチロー選手を尊敬

もう有名なお話ですが、一応掲載しておきます。イチロー選手を尊敬しているヤズマニ・グランダールのバッティング・ルーティンです。

キューバの人はイチロー選手のことが好きな人が多いんですよね。と言ってもグランダールはほぼアメリカ人ではありますが。

MLBのVTRに、お宝動画がありました。

ホセ・フェルナンデス、ヤズマニ・グランダール、イチロー選手、ディー・ゴードン、そしてちょっとだけチェイス・アトリーも出ているという。

たんに2016年4月28日のマーリンズ@ドジャースのゲームなんですが、今となっては良い動画です。

シェルビー・ミラーがレンジャーズに決定

Dバックスからノンテンダーとなっていたシェルビー・ミラー( Shelby Miller)のレンジャーズ入りが決まりました。1年200万ドル、インセンティブで300万ドル。

2017シーズンにトミー・ジョン手術を受け、2018年は復帰後のシーズンで0勝4敗と結果が出なかったシェルビー・ミラー。2015年にDバックスに移籍してからの3年間は、5勝18敗と苦しみました。

ようやく肘痛からも開放されるはじめてのフルシーズンとなりますので、結果が出ればいいなと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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