LAD楽勝→AZ追いつく→AZトドメ→LAD大逆転!
すごいゲームでしたね。
現地2025年5月9日のチェイス・フィールドでのドジャース@Dバックス戦はとんでもないゲームとなりました。
ドジャースの先発はローテーション通り、佐々木朗希投手だったのですが、この日はよくなかったです。さらによくなかったのがDバックス先発のE・ロッドこと、エドゥアルド・ロドリゲスで、この両先発が大シーソーゲームの口火を切った形となりました。
超乱打戦のゲーム展開
- Top 1LAD、先制(LAD 1@ 0 AZ)
- 大谷がCFへダブルで出塁
- ムーキーがシングルを放ち、LADがノーアウト1、3塁
- ウィル・スミスが凡退
- F・フリーマンが犠牲フライを放ち、LADが先制
- Bot 1佐々木、3失点(LAD 1 @ 3 AZ)
- 1アウト後、ケーテル・マルテがソロHR(LAD 1@ 1 AZ)
- 2アウト後に、ジョシュ・ネイラーがダブル
- 好調ユーヘイニオ・スアレスが2ランHR(LAD 1@ 3 AZ)
- Top2大谷が同点ダブル(LAD 3 @ 3 AZ)
- イニング先頭のキケがLFへソロHR(LAD 2@ 3 AZ)
- ミゲル・ロハスがシングルで出塁
- 2アウト1塁で大谷がまたしてもCFへダブル(LAD 3 @ 3 AZ)
- Top 3LADが5得点(LAD 8 @ 3 AZ)
- ウィル・スミスが四球
- F・フリーマンがダブル(ノーアウト2、3塁)
- A・パヘスが2点タイムリー (LAD 5 @ 3 AZ)
- キケ・ヘルナンデスがシングル(ノーアウト1、2塁)
- ミゲル・ロハスが四球(ノーアウト満塁)
- J・アウトマンが1Bゴロ。これをJ・ネイラーがスローイング・エラー
(LAD 7 @ 3 AZ) (ノーアウト1、2塁) - クリス・テイラーがシングル
- ノーアウト満塁で大谷。しかし三振。
- ムーキー・ベッツが犠牲フライ(LAD 8 @ 3 AZ)
- W・スミスが四球(2アウト満塁)
AZは、投手交代。クリスチャン・メナにスイッチ - F・フリーマンは三振
- Bot 4佐々木、4失点目 (LAD 8 @ 4 AZ)
- 先頭のユーヘイニオ・スアレスがダブルで出塁
- 1アウト3塁で、L・グリエル・Jrの1Bゴロの間にスアレスが生還
- Bot 5佐々木が降板、AZが追いつく! (LAD 8 @ 8 AZ)
- 先頭のケーテル・マルテが四球
LADは佐々木を諦め、A・バンダを投入 - ペイベン・スミスがシングル
- 1アウト後、ユーヘイニオ・スアレスが四球(1アウト満塁)
- ここで前日にGSを放ったガブリエル・モレーノでしたが、三振で2アウト
- しかし、L・グリエル・Jr.がグランドスラム!!
- この後のA・トーマスは凡退
- 先頭のケーテル・マルテが四球
- Bot 6AZが勝ち越し! (LAD 8 @ 9 AZ)
- 先頭のヘラルド・ペルドモがシングルで出塁
- コービン・キャロルは凡退
- 2つのBB(1つは申告敬遠)でAZは1アウト満塁
- ジョシュ・ネイラーは三振で2アウト
LADはA・バンダからL・ガルシアにスイッチ - ユーヘイニオ・スアレスが押し出し四球(LAD 8 @ 9 AZ)
- G・モレーノは凡退
- Bot 8AZがダメ押し(LAD 8 @ 11 AZ)
- LADのマウンドはアレックス・ベシア
- K・マルテとR・グリチャックがB2B HRでAZが2点を追加!
- Top 9LAD、大逆転!(LAD 14 @ 11 AZ)
- AZのマウンドはケビン・ギンケル
- 先頭のF・フリーマンが3塁へ内野安打
- A・パヘスのLF線ダブルでフリーマンが1塁から生還(LAD 9 @ 11 AZ)
- キケ・ヘルナンデスが連続ダブルで1点差に(LAD 10 @ 11 AZ)
- マックス・マンシーがRF前シングルでキケが生還。LADは同点に
(LAD 11 @ 11 AZ) - J・アウトマンが三振でやっと1アウト
- マイケル・コンフォートが死球
AZはライアン・トンプソンに交代 - 1アウト、1、2塁で大谷
大谷は右中間に勝ち越し3ランHR!(LAD 14 @ 11 AZ) - ムーキー、ウィル・スミスは凡退
- Bot 9タナー・スコットが締める!
- 9回裏、タナー・スコットがマウンドに。Dバックスに反撃の隙を与えない投球でゲームを締め、ドジャースが14-11のスコアで勝利
佐々木は4回、61球で降板
先発の佐々木朗希投手は5回のマウンドにも上がりましたが、記録的には4.0イニング。球数は61球でストライクは43球。
4回には球速アップ
とにかく序盤から痛打された佐々木朗希投手ですが、序盤の3イニングは4シームが92-94mphがほとんど。全くボールが走っていなかったです。ただ、これを意図的にやっていたらすごいとは思います。というのも、いい投手は序盤にスタミナをセーブして後半にギアを上げる投球をします。
その意味で佐々木朗希投手は4イニング目に97mphを記録し、尻上がりに球速がアップ。ただ、もしもですが、序盤にボールが走らなかったので、中盤に体にムチを打つように球速を上げていたとしたら、怪我の面でもちょっと怖いと思います。
ローテーションを1度飛ばせるか?
けが人多数でローテーションが足りず、山本由伸投手も中5日で投げさせたドジャースですが、佐々木朗希投手もこの日は中5日での登板。ドジャースがこれをどう判断するか?です。
佐々木投手は内容がよくなかったので、ローテーションを1度飛ばすか、もしくは中6日にするか、いずれにせよドジャースは先発不足の中ではありますが、佐々木朗希投手にここは無理させないようにしたいところです。
佐々木朗希投手は4.0イニングで被安打4、失点5、自責点5、BB 2、SO 0、HR 2。三振が0というのがもうしんどそうなサインに思えるのです。
しかし、代わりが・・・。
大谷が12号
もはやスター軍団で打つしかないドジャースですが、大谷選手が好調!
この日は6打数3安打、二塁打2、HR 1、RBI 4。9回表のHRはまたもや漫画でした。
AZ:K・ギンケルが不調
2023年に60試合を投げ、ERA2.48を記録し、Dバックスをワールドシリーズに導いたケビン・ギンケルは今季は不調。前日にも大谷選手の11号を打たれたのはケビン・ギンケル。今季はここまで6試合でERA 15.43。苦戦しております。
大谷のマウンドはあるか?
大谷に無理をさせたくないドジャースではありますが、けが人続出の状況でひょっとしたら、前半戦に大谷選手を投手として起用してくるかもわかりませんね。ここもどう判断するかではあります。
とんでもないゲームをした両クラブですが、Gm3はドジャースがダスティン・メイ、Dバックスはコービン・バーンズが登板します!
お読みいただき、ありがとうございました。
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