オールスター・ウィークがスタート
MLBはオールスター前最後のゲームが行われておりますが、オールスターが行われるアトランタではすでにオールスター・ウィークがスタート。
現地2025年7月12日、その主要イベントの一つであるフューチャーズ・ゲームが行われ、ドジャースのプロスペクト、ホスエ・デポーラ(Josue De Paula)がMVPを獲得しました!
MVPのホスエ・デポーラは逆転の3ランHR
フューチャーズ・ゲームの特徴などは下記にまとめております。
7イニング制で、1ポジションにつきだいたい2名、ピッチャーは1イニングずつの出場見込みで選ばれているフューチャーズ・ゲームは当然のことながら目まぐるしくメンバーが変わります。
そんな中、唯一4度、打席に立てたのがNLのDH/2Bで出場したカージナルスのJJ・ウェザーホルト。当然のことながらNLのリードオフです。1回裏にいきなりの2ベースを放っております。
そして3打席回ってきたのがNLだとロッキーズのチャーリー・コンドン(1B)とブルワーズのヘスス・メイド(2B)。コンドンは無安打でしたが、ヘスス・メイドは2Bへの内野安打を放っています。
ALでは元レッドソックスで現ホワイトソックスのブレイデン・モンゴメリー(LF)が3打席回ってきて1アウト、ランナー1、3塁の場面で内野ゴロを放ち、RBI1を上げております。そしてタイガースのホスエ・ブリセーニョも3打席回っております。
ALは3回表にマイアミのトーマス・ホワイトを攻めて、上述のブレイデン・モンゴメリーの内野ゴロの間に先制すると、4回表にも1点を追加し、2-0とリード。
そんな中、NLは4回裏にホワイトソックスのノア・シュルツを攻め、ドジャースのザイハー・ホープとブルワーズのヘスス・メイドでチャンスを作ると、ドジャースのホスエ・デポーラが右中間に逆転の3ランHRを放ち、3-2に。このHRが効いてデポーラがMVPを受賞しました。
イチオシのホスエ・ブリセーニョはトリプル
筆者のイチオシのタイガースのホスエ・ブリセーニョは4回表に2点目のきっかけとなるトリプルを放ち、チャンスメイクしています。この日はDHで出場して3-1でした。
投手ではゲージ・ジャンプが目を引く
アトランタ開催で、NLのオープニングを努めたブレーブスのJR・リッチーは指にかかったボールは強かったです。軽く投げていて長持ちしそうなところが良かったです。
NLで2番手の上がったメッツのジョナ・トンは縦のスライダーになるのか、カーブになるのかわかりませんでしたが、良い変化球を持っている上にファストボールも97mph以上を計測するなどいい投手でした。
そん中、筆者的に目を引いたのが9回のマウンドに上がったアスレチックスのゲージ・ジャンプ。ボールのキレは目を瞠るものがありました。2028年のラスベガス移転に向け、いい投手を育成中という感じです。
左右スイッチのジュランジェロ・セインチェも登板!
そして色々な人の関心を引いているマリナーズが誇るトップ・プロスペクトでスイッチ・ピッチャーのジュランジェロ・セインチェ(Jurrangelo Cijntje)も登板。ALの2番手として右→左→右とスイッチ。1イニングを被安打1、スコアレス、SO 2と好投しました。
やがて彼らが3年後のMLBを席巻しているかもしれませんね。
下記はフル・ゲームハイライトです。いつまでアップされているかわかりませんが、見逃している方は良ければご覧ください。
お読みいただき、ありがとうございました。
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