ALウエスト首位攻防戦 Gm1
現地2025年9月19日、マリナーズ@アストロズのALウエスト首位攻防戦がスタート。このシリーズは今季最後の直接対決3連戦。このカードをこの時期にスケジュールしたMLB担当はすごいですね。
トップタイで並んでGm1
現地18日を終えた時点で両者は84勝69敗でALウエスト首位タイでした。しかもこのカードは今季ここまで5勝5敗のタイ。直接対決の成績を見るタイブレーカーにおいても、この3連戦で雌雄が決するという対決でもありました。
マリナーズが効果的な4発
アストロズはGm1にあたり、エース的存在の右腕のハンター・ブラウンを起用。もう勝つ気満々です。
ところが、先制点を奪ったのはマリナーズで1回表、2アウトランナー無しから2-0直後の3球目、シンカーが難しいコースに投じられたのですが、これをうまくLFへ弾き返し、打球はスタンドへ。このフリオ・ロドリゲスの技ありの一発でマリナーズが1点を先制。幸先よくゲームを進めます。
その後、ハンター・ブラウンに抑えられていたマリナーズですが、4回表、1アウトから今度はトレード・デッドラインで呼び戻したユーヘイニオ・スアレスが今季47号となるソロHRをLFスタンドに放り込み、追加点。2-0とリードを拡げます。
まだまだ一発で追いつける点差だったのですが、7回表、今度は怪我から復帰してマイナーで違う意味で暴れたビクター・ロブレスが今季初HRをLFスタンドに放り込み、地味に加点。この1点は大きかったです。
さらにマリナーズは8回表にトレード・デッドラインで補強したジョシュ・ネイラーが右中間スタンドに放り込むソロHRを放ち、4-0。効果的な一発を繰り広げ、アストロズを突き放します。
ブライアン・ウーが5回1ヒッター
マリナーズ先発はカミソリのような軌道のシンカーとスライダーを放るブライアン・ウー。この日もブライアン・ウーは素晴らしい投球を見せ、アストロズ打線を5回1ヒッター、スコアレス、BB 1、SO 7に抑え、アストロズ打線に仕事をさせず。
マリナーズはブルペンも完璧
それにこの日、マリナーズのブルペンはほぼ完璧な仕事をしました。
2番手の右腕、エドゥアルド・バザードは6回、7回をパーフェクト。8回はマット・ブラッシュが登板し、1安打を許したのみ。
最後は、アンドレ・ムニョスがアイザック・パレデスに1安打を許したのみで後続を絶ち、4人でシャットアウト・リレーを見せました。
投手力のあるマリナーズが打線も機能し、大事な初戦をゲット。マリナーズは85勝69敗とし、アストロズに1.0ゲーム差をつけて首位に躍り出ました。
ちなみにこの日はタイガースがブレーブスに敗れて85勝69敗となり、マリナーズと勝率で並びました。ただ、マリナーズはタイガースに4勝2敗で勝ち越しており、仮に現時点の勝率でALのポストシーズンのシードを決めたとしたら、マリナーズがNO.2スポットとなります。
果たしてこのままマリナーズが突っ走るのか?マリナーズは最終シリーズでドジャースと対戦。アストロズとの直接対決でなくとも、最後の最後までXファクターが多い状況です。ALウエストはどうなるでしょうか??
お読みいただき、ありがとうございました。
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