パドレスとのゲーム差は再び2.0に
前日に内容悪くロッキーズとのGm1を落としたドジャースに「大丈夫か?」と懸念を抱いた人も多かったと思います。
確かにロッキーズはここ数日は試合内容もよく、36勝目をマーク。この調子ならホワイトソックスが前年に記録した近代におけるワースト・レコード(41-121)の悪い更新は回避出来そうです。
ロッキーズとしても早く41勝を超え、42勝目を上げたい(あと5勝)ところです。
そんな中、ドジャースはこの日はロケット・スタートという試合運びを見せました。
3回までに7-0
ドジャースは初回、ロッキーズ先発のオースティン・ゴンバーから、ムーキー・ベッツとテオスカー・ヘルナンデスの2本の二塁打で2点を先制。
大谷が44号
さらに2回表には、この日大当たりとなったアレックス・コールが今季4号となるソロHRを放ち、追加点(3-0)。そして、2アウトから打席が回ってきた大谷選手がインコースへの90.6mphの4シームを角度19度という弾丸ライナーで右中間スタンドに運ぶソロHRを放ち、4点目をゲット。
3回表には上位打線が5本のシングルを連ねて3点を追加。3回表を終えて7-0とロッキーズに反撃の意欲を挫く展開に持ち込みました。
この日、フィリーズのカイル・シュワーバーもマリナーズ戦で44号を放っていたので、NLのHRタイトル争いは再びタイとなっております。
エメット・シーハンがゲームメイク
大量点リードをもらったドジャース先発のエメット・シーハンは、3回までは危なげない投球でスコアレス。
4回裏にブレントン・ドイルに2ランHR、6回裏にカイル・カロスにやはり2ランHRを浴びて4点を返されますが、それでも6イニングを投げ切り、イニング・イートしてゲームメイク。
ドジャースは7回表にも大谷選手の内野ゴロを含めた4安打で3点を追加。9回表にもウィル・スミスにタイムリーが出てこの日は安全圏の11得点をマーク。エメット・シーハンの6イニングは、自己最多タイ。 4勝2敗となっております。なお、シーハンはロッキーズに3試合で3勝0敗。こういう相性もありました。
結果的にドジャースは11-4のスコアで大勝しました。
MLB Gameday: Dodgers 11, Rockies 4 Final Score (08/19/2025)
アレックス・コールが4安打
ドジャースにとって朗報はトレードデッドラインでナショナルズから獲得したアレックス・コールがこの日7番に入り、5打数4安打と大爆発したことではないでしょうか?
アレックス・コールはNPBの打者のようないやらしさがありますが、移籍後これほど爆発することはありませんでした。この日はHR、シングル、ダブル、シングルとサイクルのチャンスさえありました。
アレックス・コールの打率は.276に上がっています。
パドレスは素晴らしい試合運び
なお、地区ライバルのパドレスはジャイアンツを相手に5-1で勝利。ニック・ピベッタが初回のリードをすぐに吐き出してしまいましたが、2回以降は堪えて、その間に打線が着々と加点。ブルペンもメイソン・ミラーなしで勝っております。次のサンディエゴでのシリーズに向け、仕上げて行っていますね。
オースティン・ゴンバーは無勝利
なお、ロッキーズ先発のオースティン・ゴンバーは3イニングで7点でしたが、2025年は12戦の先発で未勝利(0勝7敗、ERA 7.49)。最後の勝利は2024年9月5日で、2024年の最後の3試合も無勝利でしたから、これで15戦先発で15戦連続で無勝利です。
Gm3は大谷選手がいよいよ登板(0勝0敗、防御率3.47)。今季10試合目の先発で初勝利を上げるかどうか?ロッキーズは右腕ののタナー・ゴードン(3勝5敗、防御率7.98)です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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