鈴木誠也とPCAの両輪でカブスは躍進中
カブスは力強いですね!
現地2025年5月28日、リグレー・フィールドでのロッキーズ3連戦をスウィープしたカブス。この3連戦は、ご覧のようなスコアですべて拮抗したゲームでした。
- 5/26: COL 1 @ 3 CHC
- 5/27: COL 3 @ 4 CHC (F/11)
- 5/28: COL 1 @ 2 CHC
対戦相手のロッキーズはかなり大苦戦しているのですが、それでもこの3連戦は投手陣がかなり頑張って強いカブスを苦しめました。
3連戦で先発はたったの1四球
そんな中、カブスは投手陣がこの3連戦で失点5と安定。Gm1ではジェイムスン・タイヨンが7回途中まで被安打4、失点1と好投。Gm2は延長11回までもつれましたが、9回までは2失点で先発のタイラー・ホールトンが6,0イニングを見事にゲームメイク。Gm3はマシュー・ボイドが6イニングを被安打4、失点1。
この3連戦で先発投手陣が与えた四球はGm2のタイラー・ホールトンの1つのみ。ジェイスン・タイヨンもマシュー・ボイドも無四球投球です。
この辺りのゲームメイクぶりが攻撃へ良い流れをもたらせています。
鈴木誠也、RBIトップ、HR 14
まず、中核の鈴木誠也選手ですが、現地2025年5月28日終了時点のRBI 51をマークしており、これはMLBトップです。素晴らしい。
大谷選手が20号HRを放ってHRではMLBをリードしていますが、鈴木誠也もHR 14本を放っており、ナ・リーグで7位にランクイン。すごすぎますね。
下記の動画は25日のレッズ戦で3ランHR。
スピードスターのPCAが4番!
さらに、ここのところ勢いを増しているのはPCAことピート・クロウ=アームストロング。
この選手はマイナーの頃から外野守備で観客を魅了出来るほど、守備面のスキルには定評がありました。何より、そのスピードが素晴らしく、それだけでなく落下点に即座に到達するセンスの良さも輝いていた選手。
守備とスピードは一流の類で課題は打撃でした。2024年の打撃成績は.237/.286/.384、OPS .670。HRは10本も放っていたのですが、それはおまけくらいの位置づけではありました。
2025年の東京開幕でも打撃では苦戦していたPCA。
しかし、4月13日のドジャース戦で1試合2HRを放ってからのPCAはまさに別人。4月はこの後4本をプラスし、計6本塁打。5月がすごいです。ここまで9本塁打を放ち、なんと本塁打数では鈴木誠也選手を抜いてしまいました。
そしてRBIでも50をマークし、鈴木誠也選手に次いで2位。
今やPCAはカブスの4番を打っています!
この鈴木誠也とPCAの打撃の両輪はカブスの大きな武器となっています。
カブスは現地30日からレッズとのホーム3連戦が始まります。同地区ライバルとの対戦でまた2人が躍進しそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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