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【WS2024】ワールドシリーズが開幕!ドジャースがフレディー・フリーマンの逆転サヨナラGSで1勝目(Gm1)!

WS Gm1 : NYY 3 @ 3 LAD

 現地2024年10月25日、いよいよワールドシリーズが始まりました。今年は待ちましたね〜。

 2024年はALCS、NLCSともに7戦まで行かず、ALCSはGm5で、NLCSはGm6で決まりました。メッツ@ドジャースのNLCS Gm6が終わったのが現地2024年10月20日。そこから5日ですから楽しみが大きくて待ち過ぎたような感覚になりました。仮にNLCSが最長の7戦まで行っていたとしたら21日の終了で25日のWS開幕ゆえ間隔は中3日。

 ちなみに2023年はALCS、NLCSともに7戦までもつれ、NLCSの方が1日終わるのが遅く、2023年10月24日に終わりました。そしてワールドシリーズが始まったのは2023年10月27日。こちらも中3日ですから、スケジュールの設定としては例年通りということでした。

MLB Gameday: Yankees 3, Dodgers 6 Final Score (10/25/2024)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone inf...

フェルナンド・バレンズエラを追悼

 ゲーム開始前、10月22日夜に亡くなったOBのフェルナンド・バレンズエラを追悼するセレモニーも行われました。ドジャースのワールドシリーズ用のジャージには34番のパッチが急遽付けられています。

スターター

 当日朝にロスターが発表され、Gm1では早速このアップデートが効力を発揮しました。

 スターターはご覧の通り。ヤンキースはジャッジ、スタントンを並べてきて、曲者のリッゾは7番くらいが怖いのですが、6番に。ドジャースはNLDSの時の打順で、トミー・エドマンはまた後ろの打順になり、ギャビン・ラックスとともに上位へのつなぎが期待されております。

両先発が好投

 先発はゲリット・コールとジャック・フラハーティー。ともに一番信頼出来る投手をGm1に当ててきました。

ゲリット・コールがイニングごとに調子を上げる

 ALDSでは2試合12.0 IPでERA 3.00と好投したものの、ALCSでは登板した1試合で5回持たず2失点、しかも4BBと苦しんだゲリット・コール。ただ、調子を上げてきているのは間違いありません。

 初回は、大谷選手、ムーキー・ベッツと2者連続で大きなフライを打たれ、本人も「あれ?」というような表情を見せました。フレディー・フリーマンにはLF線にうまく弾き返され、ウォールからの跳ね返りをアレックス・ベルドゥーゴが処理をもたついたこともあり、3塁打にされてしまいますが、テオスカー・ヘルナンデスを打ち取り無失点。

 2回以降は98mphを計測するなど、ファストボールが走ったことで得意のスライダーも威力を発揮。大谷選手も2打席目はスライダーに空振り三振。

 ゲリット・コールは7回裏のマウンドにも立ちましたが、先頭のテオスカー・ヘルナンデスにCFへのラインドライブのシングルを打たれたところで降板。結局、6.0IPで88球を投げ、被安打4、失点1、BB 0、SO 4と安定した力を発揮しました。一時のような相手は手も足も出ないほどの調子ではありませんが、本人もそこはわかってのゲームメイクでやはり結果を残しました。

ジャック・フラハーティーも好投

 今ポストシーズンは先発がゲームメイク出来るかどうかで勝敗が決まっているドジャース。仮にゲームメイクというようなものでなくとも大崩れさえしなければ打線がなんとかしてきました。

 注目のジャック・フラハーティーですが、非常によかったと思います。ベロシティーはNLCS Gm1の時と変わらずでしたが、間違いないように丁寧に投球し、3回まではランナーを背負う投球でしたが4回はジャンカルロ・スタントンから始まった中軸を三者凡退に抑え、ゲームメイクしていきます。

 ジャック・フラハーティーは6回途中で降板。5.1 IPで90球を投げ、被安打5、失点2、BB 1、SO 6。

先制点はドジャース

 安定し始めたゲリット・コールにゲーム終盤までマウンドに立たれることは避けたかったドジャースは5回にチャンスをものにしました。

 ドジャースは1アウトからキケ・ヘルナンデスが4シームをRFへうまく弾き返す三塁打を放ち、チャンスメイク。最初の2球はスライダーで空振りしていただけに、裏をかいたような配球でしたが、レッドソックス時代から良く知っているはずなのになぜ4シームを投げたのか?これはバッテリーのミスかと思いました。

 この後、ウィル・スミスがRFへ犠牲フライを放ち、キケの走塁が活きてドジャースがまずは1点を先制します。

ジャンカルロ・スタントンにやられる!

 さてジャック・フラハーティーの2失点ですが、6回表に奪われました。先頭のフアン・ソトにシングルを浴びて出塁を許すと、アーロン・ジャッジは粘り強い投球でナックル・カーブを駆使しながら、最後は93.9mphの4シームで空振り三振。 つづくジャンカルロ・スタントンにはスライダーでカウントを作り、いい形で追い込んだまではよかったものの、最後のナックル・カーブが内側に入ってしまい、これを一撃で仕留められてしまいました。

 打出し速度116.6mphという強烈な当たりはLFポール際に飛び込む2ランHRとなり、ドジャースは1-2と逆転を許す展開に。この後はアンソニー・バンダがなんとか抑えて2失点のみで切り抜けています。

 ALCSでMVPを獲ったジャンカルロ・スタントンはポストシーズンは39打数11安打でそのうちHRは6本!当たればHRという状態が続いています。

大谷2塁打とムーキーの犠牲フライで同点

 逆転を許したドジャースは6回にトミー・エドマンの先頭打者二塁打でチャンスを作るも、得点ならず。

 7回表にはWSでロスターに復帰したブラスダー・グラテロルが気合の入った投球を見せ、思わずピッチャー・ゴロをベアハンドで処理。これには笑いましたが、さすがにこの直後のソトへの2球はボールが続きましたからやはり少しは影響があったと思われます。

 ブラスダー・グラテロルは最後はジャンカルロ・スタントンを三振に奪うなど勢いをもたらしましたが、ドジャースは7回裏の1アウト2、3塁のチャンスも活かせず、無得点。ドジャースはキケに送りバントを指示して2、3塁のチャンスを作り、良い攻撃だと思いましたが、現地の考えではクレイ・ホームズはボールが多いので1、2球は見た方が良かったとのコメントも。アウトを1つくれてやったという考えのようです。

 なかなか得点が遠かったドジャースですが、8回に同点に追いつきます。1アウトから大谷選手がトミー・ケインリーからあわやHRかというウォール直撃の2塁打でチャンスメイク。この時、送球でもたつく間に大谷選手は3塁へ進塁。記録上は2塁打ということになりました。

 この後、ヤンキースはルーク・ウィーバーにスイッチしましたが、ドジャースはムーキー・ベッツがウィーバーのウィニング・ショットのチェンジアップをうまく捉え、CFへのライナーを放ちます。これが犠牲フライとなりドジャースがついに2-2の同点に。

LAD、勝ち越しを許す

 ゲームはともに決め手を欠いて延長戦へ。PSではオートマティック・ランナーはつきません。

 延長10回表、ドジャースのマウンドは9回途中からブレイク・トライネンが上がりました。トライネンはジャンカルロ・スタントンを三振に仕留めた後、チザムにシングルを浴びて勝ち越しのランナーを出してしまいます。

 チザムはリッゾの時に2盗に成功。トライネンはアンソニー・リッゾに3ボールとしたところで申告敬遠を選択。そしてアンソニー・ボルピーの時にチザムは3塁へ進塁。ドジャースはもう3塁ベースを空けていました。これは日本では考えられないですね。

 そしてこの後、ポルピーのSSゴロを前進守備を敷いていたエドマンがよく処理するも、2塁しかアウトを奪えず、チザムに生還を許してしまいます。これでスコアは2-3。

フレディー・フリーマンがサヨナラGS 

 1点の勝ち越しを許してしまったドジャースは裏の攻撃で得点を入れるしかなくなりました。ヤンキースのマウンドはジェイク・カズンズ。

 10回裏、ドジャースはウィル・スミスがRFフライに倒れてまず1アウト。しかし、つづくギャビン・ラックスは四球を選び、同点のランナーとして出塁。さらにトミー・エドマンは2Bの左をゴロで抜くシングルを放ち、1アウト1、2塁で大谷選手を迎えるという最高の場面を作ります。

 ヤンキースはここでこの日、ロスターに入れて1ヶ月以上登板のないネスター・コルテスをマウンドに。ティム・ヒルではありませんでした。

 期待された大谷選手ですが、この場面でなんと初球を打ち上げてしまい、LFファウル・フライに。アレックス・ベルドゥーゴがウォールを超えてスタンドに転がりましたが、怪我はなかったようです。

 これで後がなくなったドジャースですが、つづくムーキー・ベッツは申告敬遠で2アウト満塁でフレディー・フリーマンの打席に。初回にも3塁打を放っていたフレディー・フリーマン。その初球。92.5mphの4シームがインコースの膝下に来ましたが、フリーマンはこれをあの独特のスイングでジャストミート。打った瞬間それとわかるホームランで、ドジャースが土壇場で逆転満塁サヨナラHRで6-3で勝ちを納めました。

 ドジャースはこれでワールドシリーズ1勝目。残りあと3勝です。

ファンがまたキャッチ

 なお、このゲームの9回表、2アウトからグレイバー・トーレスがマイケル・コペックからLFへHR性の当たりを放ちましたが、これをファンがウォールから腕を乗り越える形でキャッチ。ファン・インターフェアレンスで2塁打ということになりました。もし邪魔が入らなければウォール最上部に当たってクッションの難しい打球になっていたと思います。

 ワールドシリーズは色々とありますね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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