期待のマイヤーが美しいスイングで復帰!
現地2026年2月27日、ボストン・レッドソックスはブレーブス・ホームのクールトゥデイ パーク(CoolToday Park)でグレーブプルーツ・リーグのゲームを行い、ブレーブスに8-15のスコアで大敗!3回裏にはブライアン・ベイヨーを含め、3人の投手で11失点を献上するなど大きな穴が見つかったゲームとなりましたが、そんな中、いいニュースが入りました。
レッドソックスがずっと大事にしてきて、2025年にデビューするも、7月に手首の手術で戦線を離れたマーセロ・マイヤー(Marcelo Mayer)が久々に実戦で復帰し、その美しいスイングでHRを放ちました!
マーセロ・マイヤーとは
マーセロ・マイヤーは2021年のアマチュア・ドラフトのレッドソックスの1巡目指名。全体順位は4位です。SSで右投げ左打ち。カリフォルニア州出身で高校卒でのプロ入り。誕生日は2002年12月12日生まれで現時点で23歳。
ドラフト前から5ツール・プロスペクトと評され、しばしばコリー・シーガー、ブランドン・クロフォード、チッパー・ジョーンズ、カルロス・コレアといった選手達と比較されました。身長は6フィート3インチで190cm。メジャー・リーガーは190cm台の選手はざらにいますが、SSはどちらかというとこれよりもやや小柄な選手の方が多いゆえにマーセロ・マイヤーは大型SSの部類に入ります。ちなみにカルロス・コレア(MIN)、コーリー・シーガー(TEX)はともに6フィート3インチで、フィリーズのトレイ・ターナーが6フィート1インチで185cm、ドジャースのムーキー・ベッツは5フィート10インチで178cm。
ドラフト・イヤーはルーキー・リーグで26試合に出場し、HR3。2022年はクラスAで開幕を迎え、66試合に出場。最後の1ヶ月はクラスA+のグリーンビルに昇格。トータルで91試合に出場して.280/.399/.489、OPS .887、HR 13、二塁打 30、RBI 53。
2023シーズンは、クラスAとダブルAのポートランド・シー・ドッグスの間で78試合に出場。クラスAでは35試合で打率.290、ダブルAでは43試合で打率.189、シーズン通算で.236/.306/.433、HR 13、RBI 54をマーク。また同年夏にはフューチャーズ・ゲームにも選出されています。この年は肩の怪我があったので8月初旬でシーズン・エンドとなり、78試合のみの出場で終わっています。
2024年はダブルAオンリーで77試合に出場。.307/.370/.480、HR 8、RBI 38と前年の心配を払拭する素晴らしい成績を残し、夏には再びフューチャーズ・ゲームに選出。ただ、この年はせっかくトリプルAに昇格しながら、臀部、腰、臀部上部の痛みが長引き、結局トリプルAでは出場がないまま、7月末にシーズン・エンド。2年連続で最後の1ヶ月を離脱することとなりました。
2025年はもうデビュー間近ということでトリプルAで開幕。2025年5月23日まで43試合に出場し、.271 /.347/.471、OPS .818、HR 9、RBI 43をマーク。
そして2025年5月24日のオリオールズとのダブルヘッダーの2試合目でついにメジャー・デビュー。しかし、2ヶ月後の2025年7月23日にフィリーズ戦で右手首のの痛みにより離脱。そのままシーズン・エンドとなり、8月には手術を受け、この日が術後初の実戦デビューとなったのでした。
R・イグレシアスからHR
そのマーセロ・マイヤーはこのゲームで6番2Bで出場。
2打席目の4回表に、ブレーブスのクローザー、ライセル・イグレシアスからライトへソロホームランを放ちました。94.4mphの球を105.3mphの打球で弾き返し、スタットキャストの予測飛距離は381フィート(約118メートル)でした。
マイヤーらしい本当に美しいスイングだったと思います。
このHRについて親友のローマン・アンソニーは、「彼はスターだそれは前から知っていたから、彼が何をしても驚くことはない。でも、彼が戻ってきてくれて本当に嬉しかった。いつもの調子で、明らかに素晴らしいスイングもあった。でも、いつものように落ち着いているように見えたよ」と語り、チームメイトの復帰を祝福しております。
慣れはじめの時の離脱
マーセロ・マイヤーは2025年は2ヶ月で44試合に出場し、136打席を経験。.228/.272/.402、HR 4、RBI 10と爆発したデビュー・イヤーを過ごしたわけではありません。
しかし、時期的にも7月23日の離脱したゲームはちょうどメジャーの投球に慣れ始めた頃だったのかもしれません。
ヘルシーになったマイヤーに大いに期待したいところです。
2Bでの出場
アレックス・ブレグマンの再契約に失敗したレッドソックスは3Bにブルワーズからケイレブ・ダービンを獲得したことでマイヤーは2Bの有力候補という位置づけです。もしかするとダービンの成績が今ひとつ挙がらないようならマイヤーが3Bに就くプランもあります。
ちなみにレッドソックスは、手術を受けた手首を無理に酷使しないよう、スプリングトレーニングの最初の1週間は彼を起用しませんでした。ようやく実戦復帰となったマイヤーはこれから火を吹くかもしれませんね。
アンソニーとラファエラが激突
なお、このゲームでは1回裏のブレーブスの攻撃でジュリクソン・プロファーの左中間の打球に対し、LFのローマン・アンソニーとCFのセダン・ラファエラが激突するという非常にヒヤリとする場面がありましたが、2人ともこの後もゲームに出続けており、今のところは影響はなさそうです。ラファエラはこの後、HRを放っています。
この2人が離脱すれば、もう終わりですからホッとしています。
お読みいただき、ありがとうございました。


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