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【MLB2025】ドジャース、大谷に34号2ランHRが飛び出すも、またも競り負け!ブルワーズは10連勝でカブスに並ぶ!

ドジャース、スウィープされる

 現地2025年7月20日、ブルワーズ@ドジャースのGm3はドジャースがこの3ゲームシリーズで初めて先制点を奪い、優位に立ったゲームでしたが、ここで投手力の差が出て、最後は粘るも敗戦という流れになりました。

 この3ゲームシリーズはブルワーズにスウィープされるということに。

 ちょっとブルペンに疲れが出ていますね。

大谷が2番DHに

 このゲーム、ドジャースは打線をいじってきました。ずっとリードオフを打っていた大谷選手を2番に、リードオフにはムーキー・ベッツを起用。当たりの出てきたトミー・エドマンとミゲル・ロハスも打順を上げて、LFにはエステウリー・ルイーズ、Cにはダルトン・ラッシングを起用。

MLB Gameday: Brewers 6, Dodgers 5 Final Score (07/20/2025)
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 この起用はまずは当たったと言っていいでしょう。

大谷が34号2ランHR

 このゲームの先発はドジャースがクレイトン・カーショウでブルワーズはホセ・キンタナ。ベテラン左腕同士の投げ合いとなりました。

 カーショウは立ち上がりに苦戦するも、それでも2回、3回と三者凡退に抑えてゲームメイク。

 一方、ドジャース打線も1巡目はホセ・キンタナに合わずにチャンスらしいチャンスを作ることが出来ず。

 しかし、3回裏、先頭のアンディー・パヘスがLF線に2塁打を放ってチャンスメイクすると、エステウリー・ルイーズが進塁打を放ち、パヘスを3塁に進塁させると、9番のダルトン・ラッシングがRFへ犠牲フライを放ち、パヘスを迎え入れて先制!この3連戦で初めて先制点を奪いました。

 その後もドジャースは2巡目のムーキー・ベッツがしぶとくCF前にシングルを放って出塁すると、2番の大谷選手が2ボール後の3球目、シンカーが甘く入ったところをしっかりと捉え、これがLFスタンドにライナーで入る2ランHRとなり、追加点。3-0としてカーショウを援護します。

 大谷選手のこの一発は打ち出し速度108.7mph、飛距離は378ft (115.214m)でした。これで大谷選手は34号。NLはDバックスのユーヘイニオ・スアレスが35号を放っていますので、2位となっています。

カーショウ、またもエラーがらみで3失点

 いい雰囲気となったドジャースでしたが、直後の4回表、先頭のアンドリュー・ボーンに四球を与えたカーショウでしたが、その後、アイザック・コリンズ、ケイレブ・ダービンと抑えて2アウト。つづくブレイク・パーキンスは三遊間へ強い当たりを放たれるもこれをトミー・エドマンがうまく処理し、1塁へスロー。ところがこれが暴投となり、1塁ランナーが一気にホームインしてまずは1失点。

 さらに2アウト2塁で次打者のアンドリュー・マナステリオ(Andruw Monasterio)にLFへシングルを許し、これをLFのエステウリー・ルイーズがもたつく間にホームインを許し、2失点目。

 この後、ジョーイ・オルティズのCFライナーを名手のアンディー・パヘスが太陽が目に入ったのか、ミスキャッチしてしまい落球。一気に3失点で同点に追いつかれたのでした。

 戦闘モードに入っているカーショウはもうベンチで激昂しておりましたが、それだけ集中しているということなので、平常運転です。

 5回表、アンディー・パヘスの好守備で救われたカーショウ。

 この後、死球とシングルで1アウト1、3塁となったところでアレックス・ベシアにスイッチ。カーショウは4.1イニングで被安打5、失点3、自責点1、BB1、HBP1、SO2で降板となりました。

 ベシアは後続をなんとか抑えて5回は無失点に。

ドジャース、追加点を許す

 5回裏、ドジャースはこの日LFで起用したエステウリー・ルイーズがCFへソロHRを放ち、4-3と一時は勝ち越しに成功します。

 ところが6回表、ベシアが1アウトからジョーイ・オルティズに2塁打を許すと、この後スイッチしたルー・トリビーノとウィル・クラインが連打を許して3失点。またもリードを吹き飛ばし、4-6と逆転を許してしまいます。

 この後、ドジャースはウィル・クラインが2イニング目をなんとかしのぎ、カービー・イエーツ、アンソニー・バンダでゲームを落ち着かせ、4-6のまま9回裏に。

 9回裏、ドジャースはアブナー・ウリーべから2アウト満塁のチャンスを作り、ダルトン・ラッシングの内野安打でなんとか1点をもぎ取り、1点差に詰め寄るも、ムーキー・ベッツがCFライナーに倒れてゲームセット。5-6のスコアで敗れました。

ブルペン補強が急務  

 カーショウは滝のように落ちるカーブを武器になんとか凌いでおりますが、ハマる試合になればいいのですが、そうでないとこの日のようにかなり被安打が多くなり、厳しい投球が続きます。

 ブルペンはルー・トリビーノが投げすぎてもう休ませて上げないとという状況。とは言え、なかなか高品質のブルペンとなると厳しい状態が続いております。もはや外部補強が急務の状態に。

 TDLまであと10日、早めに処置するかどうか、フロントオフィスが今動いております。またビッグ・ディールを成立させるかもせん!ガーディアンズ辺りから・・・(噂)。

ブルワーズがついにカブスに並ぶ

 さて、良い野球をするブルワーズですが、これで10連勝を達成。シーズン成績を59勝40敗とし、勝率でついにカブスと並びました!ナ・リーグセントラルはすごいですね。カブスとブルワーズは勝利数でドジャースを抜いてNL1位タイです。

 ドジャースは58勝42敗となり、地区2位のパドレスがこの日も勝ちましたので、ゲーム差が3.5に縮まっております。

 厳しい状況が続きますが、ここをどう立て直すか、見ものですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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