2018シーズン移籍情報
ついに今オフ最も注目されていた投手の移籍先が決まりましたね!
カブスからFAのジェイク・エアリエッタ(Jake Arrieta)は 現地2018年3月11日、フィリーズと合意。
J・エアリエッタの移籍はフィリーズ
契約内容
契約内容は3年7,500万ドルで、1年目(2018年)は3,000万ドル、2年目(2019年)は2,500万ドル、3年目(2020年)は2,000万ドルと徐々に低減する数字となっていて、2019シーズン以降にジェイク・エアリエッタ側に契約解除の選択肢があります。
数字が低くなると言ってもざっと20億円以上あるのですから問題ないでしょう(^o^)
実績
圧巻だった2015年
ジェイク・エアリエッタは今季32才のシーズンを迎えます。
圧巻だったのは2015年ですね。33試合に登板し、22勝6敗、ERA1.77、完投4、完封3、イニング数229.0、奪三振236、サイ・ヤング賞受賞。
2015シーズンのインパクトが強すぎて、それ以前のイメージがあまりないですね。
簡略プロフィール
もともとは2007年のアマチュア・ドラフトでオリオールズから5巡目で指名を受けプロ入り。デビューは2010年6月10日のヤンキース戦。24才の時でした。
2013年7月トレードで、ペドロ・ストロップとともにカブスへ移籍。スコット・フェルドマンとスティーブ・クレベンジャーが交換要員でした。
2016シーズンは18勝8敗、ERA 3.10、2017シーズンは14勝10敗、ERAは3.53。
交渉の過程
今回ジェイク・エアリエッタの交渉が長引いたのは、高額年俸とおそらく下降が予想される未来との釣り合いにあったと思います。オーナー陣が二の足を踏んだのもそこしかありません。
フィリーズは直近3年の実績から今年以降3年の未来を信じたということになりますね。どんな数字を抱いて交渉したのかはわかりませんが、ジェイク・エアリエッタを最大限評価した契約ですね。
あまり注目されていませんが、あれだけインステップして腰とか臀部とかは大丈夫なのか?と疑問に思うこともあります。
昔、日本ハムに工藤幹夫さんという素晴らしいサイドスロー(より腕はちょい下)の投手がいて、素人が見てもわかるほどのインステップに変えた年(1982年)に20勝を上げました(負けはたったの4敗!)。右打者は相当苦労しておりました。その工藤さんのインステップよりジェイク・エアリエッタの場合はさらに踏み込んでいますから、個人的には心配です。
※工藤さんの動画は1981年の分しか見当たりませんでした。
加入の影響
フィリーズに大きな柱
フィリーズは柱となる大きな存在ができました。
ジェイク・エアリエッタがいなければ、アーロン・ノラ( A. Nola)がフル回転しそうな状況でしたので、ホッとしています。アーロン・ノラは未来のサイ・ヤング賞候補ですから(筆者の希望的見解)。
一応、今のところはジェイク・エアリエッタ、アーロン・ノラ、ジェラッド・アイコフ(J. Eickhoff)、ビンス・ベラスケス(V. Velasquez)、ニック・ピベッタ(N. Pivetta)で回すと思われます。
ニック・ピベッタもいいんですよね。
フィリーズはチーム再建中でもありますので、ジェイク・エアリエッタがいい指南役になるかもしれません。とにかく体がゴリゴリのマッチョで、自分に厳しいトレーニングを課していますから、いいお手本になるのではないかと思います。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
コメント